3行まとめ
- 中身の回復が進み、指数は最高値圏で週を終えました。 先週決めた守りを固める条件は1つも成立せず、モデルはリスク資産 33% のままです。上昇トレンドの銘柄の割合は 9/7 以来の水準まで戻りました。
- 今週は CPI と決算シーズンの開幕が重なります。 CPI は 10/14(水) 21:30 JST で、大手銀行と半導体の ASML・TSM の決算が続きます。10/16(金) 12:30 JST の Warsh 議長の発言が、ブラックアウト前の最後です。
- 月曜は売買せず、33% を据え置きます。 戻す3条件のうち残る1つがそろえば 38% へ戻し、10年債や S&P 500 が次の節目を越えれば 29% へ下げます。先に 38% へ戻していた場合は、下げる先は 33% です。
今週のアクション
相場の局面の判定は「悪化」のままです。 下のシナリオ①〜④は、ここから今週どう動くかの見通しです。① 平常なら据え置き、② 強気なら一部を戻し、③ 警戒と ④ 最悪ケースならさらに守りを固めます。
今週のモデル配分は コア 6% / 防御 15% / テーマ 12% / 現金 67%。リスク資産は 33% です。
先週は守りを固める条件も戻す条件も成立せず、モデルの売買はありませんでした。今週も月曜に新たな売買はしません。
以下はモデル配分例です。実際の売買判断は各自のリスク許容度で。
モデル配分 (今週)
| 銘柄 | 前週 | 今週 | 変化 | 実行タイミング | 意図 |
|---|---|---|---|---|---|
| SPY | 4% | 4% | ±0 | 新規執行なし。戻す条件の成立時は 4→6% | SPX は箱の上限 7,833.4 の 0.28% 下 |
| QQQ | 1% | 1% | ±0 | 新規執行なし | NDX は 30,839.1 の 0.14% 上 |
| DIA | 1% | 1% | ±0 | 新規執行なし。戻す条件の成立時は 1→2% | Dow は前週の安値を割らずに切り上げた |
| XLV | 10% | 10% | ±0 | 新規執行なし | ヘルスケアは週 +2.05%。守りを固める時は最初に削る |
| XLP | 5% | 5% | ±0 | 新規執行なし。戻す条件の成立時は 5→7% | 生活必需品は週 +4.16% で業種の首位 |
| GLD | 8% | 8% | ±0 | 金のルールが成立した時だけ | GC $4,216.30。長い下ヒゲの陽線 |
| XLE | 4% | 4% | ±0 | 新規執行なし | WTI $91.85。88.32 は 10/7 に終値で1日だけ割れた |
| BIL / 現金 | 67% | 67% | ±0 | 戻す条件の成立時は 67→62% | BIL $91.51。3ヶ月金利 4.25% |
| 合計 | 100% | 100% | リスク資産 33% |
$100K ポートフォリオ例: SPY $4K / QQQ $1K / DIA $1K / XLV $10K / XLP $5K / GLD $8K / XLE $4K / BIL・現金 $67K
先週決めた条件の結果
| 先週決めた条件 | 先週の値 | 結果 |
|---|---|---|
| 守りを固める・1日で確定: SPX 7,590.1 終値割れ/ 10年債 5.35% 以上の終値 | SPX 終値の最安 7,765.36 / 10年債 終値の最高 5.31% | 不成立。10年債はザラ場の 5.365% だけ上回った |
| 守りを固める・2日続いて確定: VIX 20超 / Dow 50,544.1 割れ / NDX 30,000 割れ | VIX 15.52 / Dow 51,179.87 / NDX 30,725.81 (いずれも週の終値の最悪値) | 不成立 |
| 守りを固める・日次データ (3つのうち2つ): 生値 42.32% / Uptrend 13.03% / 50日線上 21.36% を割る | 週の最安は生値 47.0%、Uptrend 15.20%、50日線上 28.2% | 3つとも割れず |
| 最悪ケース (株と金利の同時成立) | 株側: VIX のザラ場最高 16.46、SPX は 7,232.1 から遠い | 金利側の 10年債 5.15% 以上だけ成立。同時成立せず |
| 金のルール: GC 4,143.1 を終値2日連続割れ / 4,278.3 を終値2日連続回復 | 10/7 に 4,140.7 で1日だけ割れ、翌日 4,157.0 | 不成立 |
| 戻す条件 (3つすべて) | 下の表 | 3つのうち2つまで進んだ |
なぜ据え置くのか
今の局面で持ってよいリスク資産の目安は 54〜60% (中位 57%) で、先週から 6pt 上がりました。33% はその下限を 21pt 下回ります。
ただし、差が大きいことを理由に戻すことはしません。戻すのは下の3条件がそろったときだけ、削るのは守りを固める条件が成立したときだけです。
戻す条件 (部分復元)
「生値」は S&P 500 で200日線の上にいる銘柄の割合、「8日EMA」はその8日平均です。Uptrend Ratio は上昇トレンドにある米国株の割合で、「2データ点連続」は CSV で2日分続けてという意味です。
部分復元の条件 (3つすべて)
① 生値が、同じ日の8日EMAを上回る状態を2データ点連続
② 生値 45% 以上を2データ点連続
③ Uptrend Ratio 15.52% 超を2データ点連続
| 条件 | 10/9 の値 | 連続 | 次の判定 |
|---|---|---|---|
| ① 生値 > 8日EMA | 生値 50.0% / 8日EMA 48.59% | 2日そろった (10/8・10/9) | 10/12 の生値が 48.59% を超えるか |
| ② 生値 45% 以上 | 50.0% | 2日そろった (10/2 以降すべて) | 10/12 も 45% 以上か |
| ③ Uptrend 15.52% 超 | 19.27% (引け後に改定済み) | 1日目 (直前の 10/8 行は 15.20%) | 次の Uptrend の行。10/12 付が欠けていれば次にある行 |
3つがそろう最短は 10/12(月) のデータです。執行は CSV で確認できた後の最初の寄りで、10/13(火) か 10/14(水) を想定します。
閾値から 1pt 以内の当日分の値は、引け後に書き換わることがあります。Uptrend なら 15.52〜16.52%、生値なら 45.0〜46.0%、生値と8日EMAの差が 1pt 以内の行が該当し、翌営業日の CSV で書き換わっていないことを確認してから連続に数えます。③の値がこの範囲なら、執行は早くても 10/14(水) の CPI 当日の寄りにずれます。
執行前の再確認 (今週から規定に追加): 3つがそろった後、寄りまでに新しいデータが CSV に出て、そこで1つでも崩れていたら執行しません。
10/8 に戻さなかった経緯: 10/6 のデータでは3条件が一度そろいました。ところが 10/8 の寄り前には、Breadth の 10/7 データで①が崩れていました (生値 47.0% が8日EMA 47.55% を下回る)。Uptrend の 10/8 行でも③が 15.20% に下がっていました。
先週の記事にはこの場合の定めがなく、見送りは日次プランの判断でした。
| どこから満たしたか | 戻し先 | 戻す銘柄 |
|---|---|---|
| 今の 33% | 38% | SPY 4→6 / DIA 1→2 / XLP 5→7、現金 67→62% |
| 警戒シナリオで 29% に下げた後 | 33% まで | SPY 3→4 / DIA 0→1 / XLV 8→10、現金 71→67% |
| 最悪ケースの配分を実行した後 | 条件は無効 | 翌週に作り直す |
38% から先の2段目は今週は設けません。動かすのは1週に1段階だけです。
今週の判定条件
| 条件 | 水準と時間基準 | 今の値 | 成立したら |
|---|---|---|---|
| 局面を「悪化」から「警戒」へ (3つのうち2つ) | Uptrend Ratio が GREEN かつ 15.52% 以上を2データ点連続 | 19.27% (1日目) | 呼び名が「警戒」に戻るだけ。配分は動かさない |
| 〃 | 生値 64.0% 以上を2データ点連続 | 50.0% | 〃 |
| 〃 | SPX 7,833.4 超を終値2日連続 かつ VIX 17 未満を終値2日連続 | VIX 側は5日とも成立中 | 〃 |
| 「警戒」より上へ戻さない | 10年債 4.708% 終値上抜け | 5.24% (成立中) | 平常・強気の局面へは戻さない |
| 〃 | 30年債 5.30% 終値上抜け | 5.60% (成立中) | 〃 |
| 〃 | WTI $93.50 終値上抜け | $91.85 (不成立) | 〃 |
| 金のルール | GC 4,091.2 を終値2日連続で割れる | $4,216.30 | GLD 8% → 7% (減らした分は現金へ) |
| 〃 | GC 4,278.3 を終値2日連続で回復 | $4,216.30 | GLD 8% → 9% (現金から) |
| さらに守りを固める (シナリオ③) | SPX 7,590.1 終値割れ、10年債 5.35% 以上の終値 など。全条件はシナリオ③に記載 | SPX 7,811.54 / 10年債 5.24% | リスク資産 33% → 29%(38% へ戻した後なら 33%) |
「警戒より上へ戻さない」3条件は、呼び名の変更と部分復元には使いません。守る側と戻す側が同時に成立したら守る側を優先し、差が 0.1% 以内の境界は翌営業日の終値まで持ち越します (金利には使いません)。
金のルールで GLD が動いたら、シナリオ別の配分の GLD も同じ幅だけ動かし、差は現金で調整します。
10/12(月) の債券休場と金利の数え方
10/12 は Columbus Day で、米国債市場だけが全日休場です。株式は通常どおり取引します。
金利の条件は債券の営業日だけで数えます。 10年債 5.35% 以上の判定は 10/12 には行わず、最初の判定日は 10/13(火) の終値です。
金利の「終値2日連続」は 10/9 → 10/13 を連続2日と数え、10/12 は日数に入れません。FMP に 10/12 付の値が出ても、前営業日の繰り越しとみなして使いません。
株価の条件 (SPX・VIX・Dow・NDX) は、10/12 も通常どおり1日と数えます。最悪ケースの金利側の条件は、株側が 10/12 に成立した場合だけ 10/9 終値の 5.24% で判定します。
10年債の目安
標準の 4.11% / 4.36% / 4.50% / 4.60% はすべて上抜け済みで、参照だけです。今週は次の水準で見ます。
| 水準 | 位置づけ | 今の 5.24% から |
|---|---|---|
| 5.376% | 今週新たに引いた最上段の手描き線。参照のみ | +13.6bp |
| 5.342% | 前週の週足高値。FMP 終値 5.35% 以上で守りを固める | +11bp |
| 5.228% | 前々週の週足高値。10/8 に終値 5.22% で一度だけ割れた | -1.2bp |
| 5.000% | 手描き線と移動平均が重なる最初の支え | -24.0bp |
| 4.708% | これを上回る間は「警戒」より上に戻さない | -53.2bp |
5.228% を債券の営業日で終値2日連続で割れたら「一服」と見ます。ただし、それだけでは売買しません。
先週からのルール変更
- 戻す前の再確認を追加: 上に書いた 10/8 の見送りを規定にしたものです。3条件と戻す配分は先週のままです
- 守りを固める日次データの基準を引き上げ: 9/30 の底を基準にした先週の値は、今の値から 6〜15pt 離れて今週の判定にほとんど効きません。反発の失敗を早く捉えるため、生値 45.0%、Uptrend 15.20% (10/8 行)、50日線上の比率 28.2% (10/5 の週の安値) に変えました。3つのうち2つで成立する仕組みは同じです
- 金のルールの下限を GC 4,143.1 から 4,091.2 へ: どちらも「その週の週足安値」で、決め方は先週と同じです。手描き線ではありません。上限の 4,278.3 は据え置きです
- 10年債に新しい手描き線 5.376% を参照として追加: 守りを固める判定は先週と同じ FMP 終値 5.35% 以上のままで、5.376% では判定しません
売買レベル
| 対象 | 下方の水準 | 上方の水準 | 防衛ライン (時間基準) |
|---|---|---|---|
| S&P 500 | 7,590.1 (-2.83%、SPY ≈ $756.50) | 7,833.4 (+0.28%、SPY ≈ $780.75)。10/6 は終値 7,818.93 で届かず | 7,590.1 を終値割れ。次の支持は 7,232.1 (-7.42%) |
| Nasdaq 100 | 30,839.1 (-0.14%、QQQ ≈ $750.20) / 30,000(-2.86%、QQQ ≈ $729.79) | 31,365.3 (週足高値、+1.56%) | 30,000 を終値2日連続割れ。28,245.3 まで手描き線なし |
| Dow | 50,544.1 (-2.15%、DIA ≈ $505.01) | 52,359.0 (+1.36%) | 50,544.1 を終値2日連続割れ |
| Russell 2000 | 2,719.2 (-3.13%、IWM ≈ $270.22) | 2,883.0 (+2.71%、IWM ≈ $286.49)。3週続けて戻せない | モデルは未保有。監視のみ |
| 米国債 | 10年 5.228% を終値2日連続で割れたら一服 / 5.000% | 10年 5.342% (FMP 5.35% 以上で守り) / 5.376% / 30年 5.67% (10/7 終値の最高) | 2年債の 4.90% と 4.75% は CPI の反応を見る参照水準 |
| 金 GC / GLD | 4,091.2 (週足安値、-2.97%、GLD ≈ $373.17) / 3,962.4 | 4,278.3 (+1.47%、GLD ≈ $390.23) / 4,415.0 | 割れも回復も終値2日連続で GLD を 1pt 動かす |
| WTI / 銅 | WTI 88.32 (-3.84%) / 78.46 / 銅 6.3765 | WTI 93.50 / 96.00 / 100 / 銅 6.8035 | WTI 88.32 を終値2日連続で割れると 78.46 まで空白。XLE はこの水準では売買しない |
| VIX | 14.00 | 16.00 / 20.00 (+34.77%) / 23.00 (+54.99%) / 26.00 | 5日とも終値で 16 未満。CPI と半導体決算の週に 16 を超えるか |






WTI の 88.32 は、3週続けてザラ場で割れています。終値で下回ったのは 10/7 の $88.28 の1日だけで、翌日には戻しました。
系列の注記: 手描きの水平線は TVC の CFD 系列から、価格と判定は FMP 日足から取っています。移動平均は目視概算で、割れ判定には使いません。ETF への換算は実勢の比率 (GC/GLD 10.96倍など) を使っています。
重要イベント
| 日付 (JST) | 日付・時刻 (ET) | イベント | 重要度 | 見るポイント |
|---|---|---|---|---|
| 10/12(月) 07:00 | 10/11(日) 18:00 | 原油先物の週明け再開 | 高 | 週末の Kremlin 発表 (Putin 経由でイランの和平条件を伝達) と、ハリケーン後の製油所 |
| 10/12(月) 終日 | 10/12(月) | Columbus Day。債券市場は休場、株式は通常取引 | 中 | 株価の動きは火曜に修正されやすい SIFMA |
| 10/13(火) 21:00〜10/14(水) 00:00 | 10/13(火) 8:00〜11:00 | UNH・JPM・JNJ・GS・WFC・C のコール (リリースは寄り前) | 高 | 売られ過ぎの金融 (上昇トレンド比率 8.0%) が戻るか。XLV の守りが続くか |
| 10/14(水) 寄り前 | 10/14(水) 寄り前 | ASML 決算 (半導体製造装置の大手)。公式時刻は CET 表記で、ET 換算は記載しない | 高 | 製造装置 (週 -6.22%) の反落が止まるか |
| 10/14(水) 21:30 | 10/14(水) 8:30 | CPI (9月) | 最重要 | コンセンサス: コア前月比 +0.2%・総合 +0.6% (investingLive / Newsquawk)。コア +0.3% 以上なら 10年債 5.342% の再試し BLS |
| 10/15(木) 03:00 | 10/14(水) 14:00 | 地区連銀経済報告 (Beige Book) | 中〜高 | 価格の上昇圧力と需要の鈍化の書きぶり Fed 10月カレンダー |
| 10/15(木) 15:00 | 10/15(木) 2:00 | TSM 決算カンファレンス(公式 14:00 台湾時間)。リリース時刻は公式未明示 | 高 | NDX 30,839.1 を保てるか IR |
| 10/15(木) 21:30 | 10/15(木) 8:30 | PPI・小売売上高 (9月)・NY連銀・フィラデルフィア連銀・新規失業保険 | 高 | コンセンサス: PPI +0.5%・小売 +0.3% (investingLive / Newsquawk) BLS / Census |
| 10/16(金) 01:00 | 10/15(木) 12:00 | EIA 週間石油在庫 (休日のため順延) | 中 | EIA |
| 10/16(金) 12:30 | 10/15(木) 23:30 (Board 表記に時間帯の記載なし。ET とした場合) | Warsh 議長と IMF Georgieva 専務理事の対談 (バンコク) | 高 | ブラックアウト前の最後の議長発言。12月利上げへの言及 Fed 10月カレンダー |
| 10/16(金) 21:30 / 22:15 | 10/16(金) 8:30 / 9:15 | 輸入物価 / 鉱工業生産。株式・ETF の10月標準月次オプション満期 | 中 | 地銀の決算 (TRV・TFC・MTB・CFG・RF) |
その他の Fed 登壇 (公式ページで確認できたものだけ):
- Hammack クリーブランド連銀総裁: 10/13(火) 01:50 JST (10/12 12:50 EDT) と 10/16(金) 05:30 JST (10/15 16:30 EDT) クリーブランド連銀
- Waller 理事「AI」は 10/13(火) 16:45 JST、Bowman 副議長は 10/14(水) 18:40 JST と 10/15(木) 11:55 JST です。どれも公式表記に時間帯がなく、ET とした場合の時刻です
Fed のブラックアウト期間は 10/17(土) 00:00 ET 〜 10/29(木) 23:59 ET です (PDF で確認)。次回 FOMC は 10/27(火)-28(水) FOMC カレンダー で、10/16(金) が会合前の最終発言日です。
決算 — リリース
BMO は寄り前の発表です。大手銀行と JNJ は公式が概数の修飾付きで時刻を示しているため、時刻を書いていません。公式が時刻を明示しているのは DPZ だけです。
| 日付 (ET) | 銘柄 (タイミング) | 公式が示す時刻 |
|---|---|---|
| 10/13(火) | JPM BMO IR / GS BMO IR / C BMO IR / WFC BMO、会社が 10/14 から変更 IR / JNJ BMO IR | 記載しない (概数表記) |
| 10/13(火) | UNH BMO IR | 公式時刻未明示 |
| 10/13(火) | DPZ BMO 会社発表 | 6:05 ET = 19:05 JST |
| 10/14(水) | ASML BMO IR | 公式は「07:00 CET」。ET 換算は記載しない |
| 10/14(水) | BAC BMO IR / MS BMO IR | 記載しない (概数表記) |
| 10/14(水) | BLK BMO IR | 公式時刻未明示 |
| 10/15(木) | TSM (Earnings Whispers の画像では BMO) IR / SCHW IR | TSM は公式時刻未明示。SCHW は公式ページを読めず未確認 |
| 10/15(木)〜10/16(金) | 地銀など: PNC / BNY / USB / MRSH (10/15 BMO)、IBKR / AA / JBHT (10/15 AMC)、TRV / TFC / MTB / RF (10/16 BMO)。IR は Sources に記載 | 記載しない |
決算 — カンファレンスコール
時刻は ET → JST の順です。
| 日付 (ET) | コール / ウェブキャスト |
|---|---|
| 10/13(火) | UNH 8:00 → 21:00 / JPM・JNJ 8:30 → 21:30 / GS 9:30 → 22:30 / WFC 10:00 → 23:00 / C 11:00 → 10/14(水) 00:00 |
| 10/14(水) | BLK 7:30 → 20:30 / BAC 8:30 → 21:30 (CPI と同時刻) / MS 9:30 → 22:30 / ASML は公式「15:00 CET」で換算は記載しない |
| 10/15(木) | TSM 2:00 → 15:00 (公式 14:00 台湾時間) |
ASML は 10/14(水) の寄り前、TSM は 10/15(木) 15:00 JST と、半導体の2社は日も時間帯も違います。
見るのは、半導体の反落 (製造装置 -6.22%、半導体 -4.03%) がこの2社で止まるかです。先週の Micron (MU) に続いて「好決算でも売られる」なら、NDX は 30,000 方向です。
もう1つは、大手銀行が 5% 台の金利の下で貸し倒れのコストをどう示すかです。金融は1ヶ月 -4.11% で業種の最下位にあり、売られ過ぎです。XLV 10% の答え合わせは 10/13 朝の UNH・JNJ です。

シナリオ別プラン
以下の確率はすべて筆者個人の推定値です。3つの分析と前週の記事を統合し、合計は 100% です。
強気を前週から 6pt 上げたのは、戻す条件が2つまで進み、残る③も閾値を 3.75pt 上回っているためです。それでも 24% にとどめるのは、③の値が書き換わった当日分の値で、10/6〜10/8 に一度途切れているからです。
シナリオ別の配分 (合計はいずれも 100%)
| 銘柄 | ① 平常 (今週と同じ) | ② 強気 | ③ 警戒 | ④ 最悪ケース |
|---|---|---|---|---|
| SPY | 4% | 6% | 3% | 2% |
| QQQ | 1% | 1% | 1% | 0% |
| DIA | 1% | 2% | 0% | 0% |
| XLV | 10% | 10% | 8% | 7% |
| XLP | 5% | 7% | 5% | 4% |
| GLD | 8% | 8% | 8% | 8% |
| XLE | 4% | 4% | 4% | 4% |
| 現金 | 67% | 62% | 71% | 75% |
| コア / 防御 / テーマ | 6 / 15 / 12 | 9 / 17 / 12 | 4 / 13 / 12 | 2 / 11 / 12 |
| リスク資産 | 33% | 38% | 29% | 25% |
① 最高値圏での主役交代 (Base) — 筆者推定 38%
内容: CPI はコア +0.2% 前後で、反応は限られます。10年債は 5.15〜5.35% で高止まりし、SPX は 7,833.4 の上下で、NDX は 30,000〜30,839.1 の上下で値固めします。Uptrend は 15〜20% にとどまり、次の行で 15.52% を割って③が途切れます。
トリガー (すべて満たす): SPX 7,590.1 を終値で維持 + 10年債 5.35% 以上の終値を付けない + VIX 20 を終値2日連続で超えない + Dow 50,544.1 と NDX 30,000 を終値2日連続で割らない + 戻す3条件がそろわない + 守りを固める日次データの条件が 2つそろわない。③のトリガーが1つでも成立したら、③を優先します
想定レンジ: SPX 7,590〜7,850 / NDX 30,000〜31,365 / VIX 14〜18 / 10年債 5.15〜5.35% / WTI $88〜96
早めの警告 (単独では動きません): 次の Uptrend 行が 15.52% を割る / 生値が8日EMAを下回る / 10年債が 5.30% 以上で引ける
アクション: 据え置き (表の ① 列、リスク資産 33%)
② 中身の回復で一部を戻す (Risk-On) — 筆者推定 24%
内容: 次の Uptrend 行が 15.52% を超えて③が2日目に入り、同じデータで生値も8日EMAを上回り続けます。CPI のコアは +0.2% 以下で、10年債は 5.228% を割ります。ASML・TSM が半導体の反落を止め、SPX は 7,833.4 を終値で上抜けます。
必須トリガー (3つすべて、CSV のデータで判定): 生値が同じ日の8日EMAを上回る状態を2データ点連続 (10/12 は 48.59% 超が必要) + 生値 45% 以上を2データ点連続 + Uptrend Ratio 15.52% 超を2データ点連続 (色ではなく水準で判定)。閾値から 1pt 以内の当日分の値は翌営業日の CSV で確かめ、執行前に新しいデータで崩れていないかも確認します。
補強材料 (単独では動きません): SPX 7,833.4 を終値2日連続で上抜け / 10年債 5.228% を終値2日連続 (債券営業日) で割る / Russell 2000 2,883.0 を終値で回復し2日保つ
アクション: 表の ② 列 (コア 6% → 9%、現金 67% → 62%、リスク資産 38%)。執行は CSV で確認できた後の最初の寄り想定で、最短 10/13(火)、当日分の値が閾値に近ければ 10/14(水) です。局面が「警戒」へ戻っても、今週の配分は 38% までです。
③ 金利の再上昇と半導体の調整 (Caution) — 筆者推定 28%
内容: CPI のコアが +0.3% 以上で、Warsh 議長がブラックアウト前に期待インフレへの警戒を強めます。10年債が 5.342% を終値で超え、5.376% を試します。ASML・TSM でも好決算で売られ、NDX は 30,839.1 を割って 30,000 を試します。
根拠: 10年債はザラ場で 5.365% の高値を付け、30年債は終値 5.67% の最高を更新しました。期待インフレも上がっており、前週まで上げを主導した半導体製造装置は週 -6.22% と1週で反落しました。
32% から 28% へ下げたのは、先週の入札3本と議事要旨を無事に通過したためです。
トリガー (下のどれかの組で成立):
- 1日で確定 (終値ベース)。どれか1つで成立: SPX 7,590.1 終値割れ (SPY ≈ $756.50) / 10年債 5.342% 終値上抜け(FMP 日次終値で 5.35% 以上、今は 5.24%)。10/12 は債券休場のため、10年債の最初の判定は 10/13 の終値
- 2日続いて確定。どれか1つで成立: VIX 20超を終値2日連続 / Dow 50,544.1 を終値2日連続割れ (DIA ≈ $505.01) / NDX 30,000 を終値2日連続割れ (QQQ ≈ $729.79)
- 日次データで確定。3つのうち2つで成立: 生値 45.0% 割れ (今 50.0%) / Uptrend Ratio 15.20% 割れ (今 19.27%) / 50日線上の比率 28.2% 割れ (今 36.4%)。閾値から 1pt 以内の当日分の値は、翌営業日の CSV で確定させます
アクション: 表の ③ 列 (リスク資産 29%)。SPY 4→3、DIA 1→0、XLV 10→8 で、現金は 67% → 71% です。
先に 38% へ戻していた場合は、戻した分を巻き戻して 33% にします (SPY 6→4 / DIA 2→1 / XLP 7→5、現金 62→67%)。同じ週に 29% までは進めません。
執行は、終値の条件なら確認した翌営業日の寄り、CSV の条件ならCSV で確認できた後の最初の寄りを想定します。
④ 金利ショックが株に波及 (Tail Risk) — 筆者推定 10%
内容: CPI の上振れと議長のタカ派発言で、10年債が 5.376% を超えて加速します。中東かハリケーン後の製油所被害で WTI も $100 方向へ上がり、株と債券が同時に下げます。
金利側の条件は全日満たされたままで、残るのは株の側だけです。VIX 23 までは +54.99%、SPX 7,232.1 までは -7.42% と、先週より遠くなりました。
トリガー (2つの同時成立。片方だけなら③の範囲内):
- 1つめ (株のボラティリティ): VIX 23超を終値2日連続 (26超はザラ場で確認し即時扱い) または SPX 7,232.1 を終値2日連続割れ
- 2つめ (原因の特定): 1つめが成立した日の終値で 10年債 5.15% 以上 (今は 5.24%) または WTI $100 終値上抜け
1つめが VIX 26 超のザラ場で成立した場合と、10/12 の債券休場日に成立した場合は、10年債を前営業日の終値で判定します。ザラ場で成立した場合の WTI は、当日ザラ場の $100 超で判定します。
アクション (緊急防御モード): 表の ④ 列 (リスク資産 25%)。起点が 33%・29%・38% のどれでも、行き着く先はこの配分です。VIX 26 超をザラ場で確認した場合だけ、モデル上ザラ場での即時リスク削減を検討します。
マーケット状況
| 指標 | 現在値 | 判断 |
|---|---|---|
| 10年債 / 2年債 / 30年債 | 5.24% / 4.80% / 5.60%(10年は週 -4bp) | 5週ぶりに下げたが、週足は長い上ヒゲ。10月利上げ観測の後退で2年債は下がったが、長期金利の下げは浅い |
| VIX | 14.84 (週中高値 16.46) | 週の安値圏で引けた。金利リスクをほぼ織り込まない状態が4週続き、ヘッジのコストは安い |
| 200日線上の比率 (生値) | 50.0% (8日EMA 48.59%) | 9/22 以来の 50% 台。8日EMA は 10/2 を底に上向いた。浅い押しからの持ち直しで、確認はまだ途中 |
| 50日線上の比率 | 36.4% (前週 24.8%) | 過去10年で下から 15.6% の水準 (前週は 7.0%) |
| Uptrend Ratio | 19.27% GREEN(539/2,797銘柄) | 9/16 の底 12.09% から 9/30 に2番底、10/9 に上放れた。9/7 以来の高さだが、15〜25% の「弱い」帯の中ほど |
| S&P 500 / Nasdaq 100 | 7,811.54 / 30,883.15 (週 +1.15% / +0.24%) | SPX は終値の最高値を3回更新。NDX は週足が十字に近い足で、勢いが落ちた |
| Dow / Russell 2000 | 51,654.95 / 2,806.98 (週 +0.93% / -0.91%) | Russell だけが高値も安値も切り下げ、大型株との差が広がった |
| 金 GC / GLD | GC $4,216.30 / GLD $384.58 (GC 週 +1.30%) | 3週ぶりの上昇だが、移動平均の帯の下にとどまり戻りの範囲 |
| WTI / 銅 | WTI $91.85 (週 +0.81%) / 銅 $6.69 (週 +2.14%) | Brent は $104.72 で WTI との差は約 $12.9。上振れ要因はホルムズ・バブ・エル・マンデブ・ハリケーン |
| セクター参加率 | 上昇トレンド8本 / 売られ過ぎ2本 | Technology (44.8%) だけが買われ過ぎ。売られ過ぎは金融と公益で、前週の5本から減った |
Uptrend Ratio と Market Breadth はどちらも 10/9 CSV 時点で、日次更新です。Uptrend の 10/9 行は、寄り前の 16.95% から引け後に 19.27% へ書き換わりました。CSV は 10/5 と 10/7 の行が欠けており、「2データ点連続」は存在する行で数えます。
Uptrend の色 (GREEN) は10行前との比較にすぎないため、判定は色ではなく水準で行います。セクター参加率のデータには日付の列がなく、時点を特定できません。
割高さが原因の相場ではありません。 予想 PER は 19.1倍で、5年平均 19.8倍を下回ります。IPO 件数も前年比 -32.5% で、投機的な過熱は見えません。
この市場の弱点は、5% 台の長期金利と、指数の最高値を防御セクターが支えている構造です。
コモディティ・セクター戦術
| 対象 | 現値 | 方針 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 金 GC / GLD | GC $4,216.30 / GLD $384.58 | GLD 8% 維持 | 10/7 にザラ場で 4,091.2 まで下げて戻した |
| WTI / XLE | WTI $91.85 / XLE $65.08 | XLE 4% 維持。週明けの窓を追いかけない | 精製が2週続けて上位 (+6.08%) |
| ヘルスケア XLV | $170.81 | 10% 維持。守りを固める時に最初に削る | 週 +2.79% で戻したが、業種は下降トレンドのまま |
| 生活必需品 XLP | $83.43 | 5% 維持 | 週 +3.60%。PEP・STZ の決算で守りとして機能した |
| 長期債 TLT | $77.98 | 組み入れない | 期待インフレの上昇で、長期金利の下げは浅い |
| 通信・公益 | — | 新規建てなし | 防御業種でも1日に2桁動く。守りの枠は XLV・XLP に限る |
| 銅 / ウラン URA | 銅 $6.69 / URA $38.90 | 新規建てなし | 銅は 6.8035 の下で戻りの範囲。URA は4週続落 |
通信と電力で2桁の値動き: 10/9 は SpaceX の周波数取得を受けて、TMUS が -13.27%、T が -10.82%、VZ が -10.14% と急落しました。10/6 は Google と CEG の原子力電力契約で、CEG が +12.25%、VST が +10.77% 上げています。
中東とハリケーン: Trump 大統領は 10/9 に「中間選挙 (11/3) 前にイランを攻撃しない」と表明し、海上封鎖は続いています。ハリケーン Isaias で、10/8 にはメキシコ湾の原油生産の約 63% (BSEE) が止まりました。
中東は、筆者推定で「膠着」55%、「緊張激化」25%、「緊張緩和」20% と見ています。報道ソースは CBS News liveと CNBC 10/9 (ハリケーン) で、報道は事実、確率は筆者推定です。
兼業運用ガイド
朝チェック (5分)
- Uptrend の次の行が 15.52% を超えたか。超えて、同じ日の生値が 48.59% を上回れば戻す条件がそろいます。15.52〜16.52% なら翌日の CSV で書き換わっていないことを確認します
- 10年債の FMP 終値が 5.35% 以上か。10/12 は債券休場で判定なし、最初は 10/13(火) の終値です。5.228% は債券の営業日で2日続けて割れたら一服です
- SPX 7,833.4 / 7,590.1、NDX 30,000、Dow 50,544.1 を確認する。SPX 7,590.1 の終値割れは1日で守りを固める側、Dow と NDX は2日連続です
- GC の 4,091.2 と 4,278.3 を確認する。どちらかを終値で2日続けて越えたら GLD を 1pt 動かします
- 執行の前に、次のデータで崩れていないかを確認する。10/8 の見送りと同じ扱いです
夜・早朝チェック (JST)
| JST | イベント | 確認すること |
|---|---|---|
| 10/12(月) 07:00 | 原油先物の週明け再開 | 窓の大きさと $93.50 / $88.32 との位置。米国株の寄りは 22:30 |
| 10/13(火) 21:00〜10/14(水) 00:00 | 大手銀行・UNH・JNJ のコール | XLF と XLV が寄りの窓を埋めずに引けるか |
| 10/14(水) 21:30 | CPI (BAC のコールと同時刻) | コア +0.3% 以上なら、その日の 10年債の終値で 5.35% を確認 |
| 10/15(木) 03:00 / 15:00 | Beige Book / TSM | 前日寄り前の ASML と合わせ、NDX が 30,839.1 を終値で保てるか |
| 10/15(木) 21:30 | PPI・小売売上高 | 2日続けて物価が上振れるか。EIA 在庫は 10/16(金) 01:00 |
| 10/16(金) 12:30 | Warsh 議長 | ブラックアウト前の最後の発言。最初の反応は金曜の通常取引 (22:30 JST〜) で出る。翌日からブラックアウトで、ほかの Fed 高官による補足はない |
| 10/16(金) 21:30 / 22:15 | 輸入物価 / 鉱工業生産 | オプション満期の日。米国株の引けは 10/17(土) 05:00 |
今週の注意点
- Uptrend の当日分の値は書き換わります。10/9 行は 16.95% → 19.27% に変わりました。成立ライン 15.52% から 1pt 以内の値は、引け直後に確定させず翌営業日の CSV を待ってください
- 月曜は債券休場で、株価の動きを金利で確かめられません。10年債の判定は 10/13(火) の終値からで、2日連続は 10/9 → 10/13 と数えます
- 最高値を支えているのは防御セクターと一部の大型株です。半導体の反落と Russell の安値切り下げが続く中で、指数の最高値だけを見て戻しを前倒ししないでください
リスク管理
ポジションサイズ: リスク資産 33%、現金 67%。
ヘッジ: 現金・短期債 (BIL $91.51、3ヶ月 4.25%) 67% + XLV 10% / XLP 5% + GLD 8% + XLE 4%。TLT は使いません。CPI の週で、期待インフレも上がっているためです。
個別銘柄: ATR (過去の平均的な1日の値幅) の 1.6倍で損切り。JPM・GS・BAC・MS・UNH・JNJ・TSM・ASML を決算をまたいで持つ場合は ATR 1.2倍へ縮め、コール後の寄りの窓を見てから判断してください。
今週の具体的リスク
| リスク | 想定されること |
|---|---|
| CPI のコア上振れと議長発言の連続(筆者推定・警戒28%内) | ISM の価格 74.0、期待インフレ 3.5% が背景。10年債が FMP 終値で 5.35% 以上なら 33% → 29% (38% へ戻した後なら 33%) |
| 半導体の「好決算でも売り」の継続(筆者推定・警戒28%内) | NDX 30,000 の終値2日連続割れで守りを固める |
| 中東とハリケーン後の製油所 (筆者推定・最悪ケース10%内) | IRGC の封鎖予告、Brent $104 台。WTI $100 終値上抜けは最悪ケースの別経路 |
| 当日分の値の書き換え (確率付与なし) | 9/29 行も 12.70% → 13.10% に変わった。閾値近くの値は翌営業日に確定させる |
報道ソースは CBS News live と Al-Monitor です。報道は事実の出典であり、確率はいずれも筆者推定です。
上級者向けオプション補足
注意: 兼業トレーダーは上の ETF ヘッジを優先してください。以下は経験者向けで、CPI と半導体決算に対するイベントヘッジの例です。プレミアムと IV は執行前に必ず板で確認してください。
満期の注意: 株式・ETF の10月標準月次は 10/16(金) 満期で、CPI・PPI・TSM・議長発言を越えます。VIX オプションは満期日の朝に清算され、最終取引日は満期の前営業日です。CPI 当日 (10/14) が期日の VIX ウィークリーは最終取引日が 10/13(火) で、CPI をカバーしません。
| 対象 | 例 | 目的 |
|---|---|---|
| SPY プット | SPY プット $755 ストライク (現値 $778.57、-3.03% OTM)、10/16(金) 満期 | SPX 7,590.1 (SPY 換算 $756.50) のすぐ下に置く指数ヘッジ |
| QQQ プット | QQQ プット $725 ストライク (現値 $751.27、-3.50% OTM)、10/16(金) 満期 | ASML・TSM 後に NDX 30,000 (QQQ 換算 $729.79) を割る展開への備え |
| VIX コール | VIX コール 20 ストライク (現値 14.84、+34.77% OTM)、VIX 10月標準 10/21(水) 満期 (最終取引日 10/20(火)) | テールヘッジ。IV 未確認の参考例で、サイズは最小限に |
まとめ
今週のテーマは 「中身の回復を、CPI と決算の週に確かめる」 です。先週は守りを固める条件が1つも成立せず、200日線上の比率は 50.0%、Uptrend Ratio は 19.27% まで戻りました。モデルは月曜に売買せず、33% を据え置きます。
戻す3条件は2つまでそろっています。次の Uptrend の行が 15.52% を超えて生値が 48.59% を上回れば 38% へ戻し、10年債の 5.35% 以上や SPX 7,590.1 割れで 29% へ下げます。先に 38% へ戻していた場合は 33% に戻すだけで、同じ週に 29% までは進めません。
最大のリスクは、10/14 の CPI から 10/16 の議長発言までの3日間です。書き換わりうる当日分の値を、引け直後に確定させないことが今週一番大事な規律です。
免責: 本記事は モデル配分例・分析 であり、個別投資助言ではありません。本文中の「新規執行なし」「CSV で確認できた後の最初の寄り想定」「確認した翌営業日の寄り」等の表現は、モデルポートフォリオ上の想定執行です。実際の投資判断・ロット決定は、各自のリスク許容度、ポートフォリオ事情、税務状況を踏まえてご自身でご判断ください。必要に応じて 資格あるファイナンシャル・アドバイザー への相談を推奨します。シナリオ確率 (平常 38% / 強気 24% / 警戒 28% / 最悪ケース 10%) と、中東・CPI・半導体決算の分岐確率は筆者個人の推定値であり、市場コンセンサスや報道機関の予測ではありません。
Sources
データソース:
- 価格・金利・VIX: 10/9(金) 終値 (FMP API)
- 指数・VIX: SPX 7,811.54 / NDX 30,883.15 / DJI 51,654.95 / RUT 2,806.98 / VIX 14.84
- ETF: SPY $778.57 / QQQ $751.27 / DIA $516.11 / IWM $278.94 / GLD $384.58 / TLT $77.98 / BIL $91.51 / XLE $65.08 / XLP $83.43 / XLV $170.81 / URA $38.90
- 金利 (FMP
v4/treasury): 3M 4.25% / 2Y 4.80% / 10Y 5.24% / 30Y 5.60%。10/5 は 10Y 5.31%、10/8 は 10Y 5.22% / 2Y 4.75% - 商品: GC $4,216.30 / WTI $91.85 / 銅 HG $6.69。ETF 換算は実勢比率 (GC/GLD 10.96 など) を使用
- 200日線上の比率 / 50日線上の比率: 10/9 CSV (TraderMonty、日次更新)
- Uptrend Ratio: 10/9 CSV (TraderMonty、日次更新。10/5・10/7 の行なし)
公式スケジュール (日付・時刻の確定用)
- Fed: 10月イベントカレンダー / 2026年 講演一覧 / FOMC カレンダー / FOMC ブラックアウト期間カレンダー PDF/ 地区連銀 (公式ページで確認できたものだけ): クリーブランド連銀
- 統計: BLS 2026年 日程 / BLS CPI 日程 / Census 2026 日程 / NY連銀 製造業景況 / フィラデルフィア連銀 製造業景況 / DOL / EIA 日程
- 休日・財務省: SIFMA Columbus Day 推奨 / NYSE 休場日 / TreasuryDirect 予定 API
- 満期カレンダー: Cboe 2026 オプションカレンダー PDF / Macroption VIX Expiration / Cboe VIX オプション仕様
公式 IR (決算の時刻の確定用)
- 高インパクト: JPM・GS・WFC・C・UNH・JNJ・ASML・BAC・MS・BLK・TSM・SCHW の公式 IR は、「決算 — リリース」の表に各社ごとにリンクしています
- その他: PNC / BNY / USB (IR PDF) / MRSH / IBKR / AA (IR PDF) / JBHT / TRV / TFC / MTB / RF
- DPZ は公式 IR (ir.dominos.com) にアクセスできなかったため、会社自身の PR Newswire 発表 を使っています。SCHW は公式ページを読めず、時刻を未確認のまま扱っています
市場データ・予想値 (公式スケジュールとは別系統)
- Market Breadth CSV (10/9 基準、日次更新) / Uptrend Ratio CSV (10/9 基準、日次更新) / Sector Summary CSV (日付の列なし)
- 予想値: investingLive Week Ahead / Newsquawk Week in Focus
- 評価・センチメント: FactSet Earnings Insight 2026-10-09版 PDF (予想 PER 19.1倍) / Renaissance Capital IPO
報道・結果 (事実の出典。確率・シナリオ分析は筆者推定)
- 結果: Waller 講演 10/8 / ミシガン大学 (5〜10年期待 3.5%) / ISM サービス 9月 (価格 74.0) / PepsiCo Q3 (SEC 8-K)
- 中東・原油・ハリケーン: CBS News live / Al-Monitor / CNBC 10/9 (ハリケーン)
- 株式: CNBC 10/9 (通信3社) / 24/7 Wall St. 10/6 (CEG)
シナリオ確率は筆者推定です。報道ソースは事実確認用であり、確率予測の出典ではありません。

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