【米国株】2026年7月20日週 トレード戦略

投資戦略

3行まとめ

  1. 先週は暴落ではなく、大規模ローテーション。
    テック集中指数ほど大きく売られる一方、Dow・Russell・エネルギーは底堅かった。金もVIXも大きく動かず、システミックな売りではない。

  2. 今週は「マクロ空白 × 決算ピーク × 地政学」。
    Fedはブラックアウトで発信ゼロ、ティア1指標もなし。7/22引け後のGOOGL/TSLA/TXN/IBM 4社同時決算が週の分岐点で、ホルムズ危機は7/18に米兵死傷で一段と緊迫している。

  3. 現金35%を高位維持、急な削減はしない。
    メガキャップ (SPY) を薄めてディフェンシブ (XLP) へ内部回転する。Breadthは健全なので、リスク資産65%は維持する。


今週のアクション

モデル配分

今週は、株式・コモディティを 65%、現金・短期債を 35% にする。フェーズは Base (慎重寄り、Caution移行局面)。中期構造は無傷だが先行指標が弱いため、通常の75-80%より抑えた配分を続ける。前週からの変更は小さく、主な調整は SPY を1%減らし、XLP を1%増やす 内部回転だけ。

以下はモデル配分例です。実際の売買判断は、各自のリスク許容度、税務状況、保有銘柄を踏まえて調整してください。

ETF 前週 (7/13) 今週 (7/20) 変化 実行タイミング 意図
SPY 18% 17% -1% 月曜寄り メガキャップ偏重を薄め、7/22決算前にベータを抑える
QQQ 2% 2% 0% 維持 Technology内部は低位。7/22の分岐待ちで追加も削減もしない
DIA 9% 9% 0% 維持 Dow -1.03%の耐性。ローテの受け皿・バリューアンカー
XLV 10% 10% 0% 維持 Healthcareは過熱巻き戻しの初期。深追いはしない
XLP 10% 11% +1% 月曜寄り 必需品がローテの受け皿。SPY削減分の振替先
GLD 12% 12% 0% 維持 スタグフ・地政学ヘッジの最大枠。GC 3,962で反発
XLE 4% 4% 0% 維持 エネルギーは唯一のuptrend。原油急騰後で上値追いはせず観測枠
BIL / 現金 35% 35% 0% 維持 7/22の4社同時決算+ホルムズ・テールのイベント・バッファ

合計: コア 28% + 防御 21% + テーマ 16% + 現金 35% = 100% (リスク資産 65%)

0K ポートフォリオ例

資産 配分 金額
SPY 17% $17,000
QQQ 2% $2,000
DIA 9% $9,000
XLV 10% $10,000
XLP 11% $11,000
GLD 12% $12,000
XLE 4% $4,000
BIL / 現金 35% $35,000

売買レベル

対象 買いレベル 上値目安 防衛ライン
S&P 500 7,350 (20週線帯) / 7,232 (50週線) 7,636 ATH 試し 7,232 週足終値割れ → 7,018 方向
Nasdaq 100 28,245 (20週線・短期分水嶺) / 26,233 (50週線) 29,000 回復 → 30,839 ATH 28,245 週足終値割れ → 26,233 試し
Dow / Russell (IWM) Dow 50,544 防衛 / IWM 約 $280 (Russell 2,850) Dow 52,857 / Russell ATH 3,063.9 IWM Russell 2,784 週足終値割れ
WTI 原油 (FMP spot/CFD 基準) $72.36 / $66.59 $82.73 上抜けで $90 (再エスカレ) $82.73 終値上抜け=再エスカレ (上方監視、株式SLと別管理)
金先物 (GC) / GLD GC $3,962 (≈GLD $363) 生命線 GC $4,415 (≈GLD $405) 戻り売り GC $3,962 週足終値割れ

データ時点: 2026/7/17(金) 終値 (FMP API)
SPX 7,457.69 / NDX 28,592.66 / DJI 52,146.42 / SPY $743.29 / QQQ $695.33 / DIA $520.81 / IWM $294.04 / GLD $368.41 / VIX 18.77 / 10Y 4.55% (報道ベース) / WTI $81.78 / GC $4,018.8 / 銅 $6.265 / URA $38.73 / TLT $84.52。GC/GLD の実勢比率は 10.91倍 (固定÷10換算は使わず、ETFはスポット価格を使用)。


重要イベント

当週はティア1経済指標がなく、Fedもブラックアウト。焦点は決算と地政学に集中する。

日付 (JST) イベント Impact 監視ポイント
毎日 米イラン / ホルムズ・原油 (7/18 米基地攻撃で米兵2名死亡・1名行方不明、湾岸カタール/クウェートへ拡大) 高 (条件付) WTI 82.73終値上抜けで $90 余地。封鎖7/15復活で通航激減、10Y 4.60%同時進行なら金・VIX急伸に注意 CNN(7/18) NPR(7/18)
当週全日 Fed外部コミュ・ブラックアウト (7/18(土)〜7/30(木) ET) Fed講演なし。緩衝材不在で決算・原油ニュースへの感応度が上昇 PDF
7/23(木) 05:30 GOOGL / TXN call (7/22 引け後決算) 最重要 AI設備投資の回収と半導体在庫。±ギャップで指数ベータを判定 GOOGL / TXN
7/23(木) 06:00 IBM call (7/22 引け後決算) 織り込み済みだが弱さの波及に注意 IBM
7/23(木) 06:30 TSLA Q&A webcast (7/22 引け後決算) 需要とマージン TSLA
7/23(木) 21:30 新規失業保険申請 (8:30 ET) 低〜中 労働市場の綻び確認 DOL
7/24(金) 06:00 INTC call (7/23 引け後決算) ファウンドリ再建・在庫循環・中国メモリ競合 INTC
7/24(金) 20:00 / 22:30 SLB release / call 原油高環境のE&P設備投資ガイド SLB
7/24(金) 22:45 / 23:00 S&P Global PMI (9:45 ET) / 新築住宅販売 (10:00 ET) 景況感速報と金利感応セクター S&P Global / Census

決算の release 時刻は各社公式が「引け後掲載」等のみで具体時刻を明示していないため記載しない。call/webcast の時刻はすべて公式IRで裏取り済み。次回FOMCは 7/28-29。


シナリオ別プラン

7/20(月)〜7/24(金)の通常5営業日。マクロ空白のなか、7/22引け後の4社同時決算 (反応は7/23早朝JSTギャップ) が週の方向を決める。並行してホルムズ危機がliveのテール。確率は筆者個人の推定値 (根拠: 3レポート統合・市場ポジショニング・過去の反応パターン)。

Base: ローテーション継続・レンジ内の綱引き — 筆者推定 46%

決算がまだらで、Energy/Financial/Healthcare/小型株が受け皿となり指数はレンジ。テック調整はブレッドス改善として消化される。

トリガー: VIX 17-20圏 (終値) + SPX 7,232維持 (週足終値) + NDX 28,245維持 (終値) + Uptrend Ratio 25%上でRED下げ渋り + WTI 78-83レンジ

アクション: 上記モデル配分を据え置き (コア 28% / 防御 21% / テーマ 16% / 現金 35%)

Risk-On: テック合流・ブロードニング/新高値 — 筆者推定 20%

決算好感で半導体がオーバーソールドから反発、原油が82.73手前で失速して10Yが4.50%割れ。バリューとグロース双方が上がる健全なブロードニング。

トリガー (すべて成立で発動):

  • 決算/金利: 7/22 4社が7/23早朝にギャップアップ + 10Y 4.50%以下 終値2日連続
  • ボラ/内部: VIX 17未満 (終値) + Uptrend Ratio GREEN再転換・10MA上向き回復
  • 確認 (最低1つ): NDX 29,000回復 / SPX 7,587超回復 / 半導体 (SMH/SOX) 戻り高値更新
カテゴリ 変更
コア 28%→33%。SPY 17→19、QQQ 2→4 (半導体追随)、DIA 9→10
防御 21%→19%。XLV 10→9、XLP 11→10
テーマ 16%→15%。GLD 12→11 (安全資産需要剥落)、XLE 4%維持
現金 35%→33%

実行タイミング: 3条件すべて確認後 (7/23早朝の決算ギャップ確認後)、当日以降の寄りで段階的に戻す分割執行。

Caution: テック調整深化+原油×金利複合圧力 — 筆者推定 26%

GOOGLの過剰なAI設備投資でマージン/FCF懸念、TXN/INTCの在庫調整長期化とIBMの弱さが半導体安と共振。先行指標Uptrend RatioがBreadth 200MAへ波及する展開。

トリガー (3系統、いずれか1系統成立で発動):

  • 即時系 (ザラ場): VIX ザラ場23接近 / 10Y ザラ場4.60%超 → モデル上ザラ場でリスク削減を優先検討
  • 終値2日系: VIX 23超 終値2日連続 / 10Y 4.60%終値上抜け → 2日確認後、翌営業日寄り
  • 週足系: NDX 28,245終値割れ → 26,233 / SPX 7,232終値割れ → 7,018 / Uptrend Ratio 24%割れ再開 / WTI 82.73終値上抜け → 週末判定後、翌営業日寄り
カテゴリ 変更
コア 28%→22%。SPY 17→14、QQQ 2→1、DIA 9→7
防御 21%→24%。XLV 10→12、XLP 11→12
テーマ 16%→17%。GLD 12→14、XLE 4→3 (景気減速懸念)
現金 35%→37%

Tail Risk: 原油×金利ダブルスクイーズ or ホルムズ全面封鎖 — 筆者推定 8%

ホルムズ海峡封鎖・主要積出施設攻撃でWTIが82.73上抜け→$90-100、10Yが4.70-4.80%へ突破。スタグフレーション懸念でグロースもバリューも同時安。

トリガー: VIX 26超 (ザラ場、即時) + [WTI $82.73終値上抜け→$90 or 10Y 4.70%終値上抜け] + SPX 7,018割れ加速 (6,800視野) + NDX 26,233 (50週線) 割れ

アクション (Tail Risk Defensive Mode): コア 15% (SPY 9/QQQ 2/DIA 4) / 防御 25% (XLV 13/XLP 12) / テーマ 16% (GLD 14/XLE 2) / 現金 44%。原油急騰局面でもXLEは4%→2%へ削減する (VIX 26超のパニックではXLEも株式ベータとして下げるため)。本テールは金利上昇 (10Y 4.70%) が主因のため、長期債 (TLT) は価格下落でヘッジにならず逆風になり得る点に注意。主ヘッジは GLD (12→14)・現金/短期債 (BIL 44%)・VIXコール・インバース (SH/SDS) で表現し、TLTは金利ピークアウト/景気急減速へ転換した場合のみの条件付きとする。モデル上はザラ場でリスク削減を優先検討する。

確率合計: 46% + 20% + 26% + 8% = 100%


マーケット状況

指標 現在値 判断
VIX 18.77 20の警戒ラインを終値で割り込み。17でリスクオン回帰、23でストレス、26でテール。水準は抑制的だが勢いは強い
10Y 利回り 4.55% 4.50%レッドライン上を維持。原油高のインフレ分が金利低下を相殺。4.60%終値上抜けでCaution確定
Breadth 200MA 60.91% Healthy維持・上昇継続。中期構造は無傷で、フェーズをBaseに繋ぐ最大の支え
Breadth 8MA 67.72% healthy_bullish帯。200MAを上回りデッドクロスなし、過熱の73%は未達
Uptrend Ratio 26.44% RED 先行指標。7/15安値24.01%から小反発も色はRED継続で底打ち未確認。GREEN復帰で警戒解除、24%割れ再開でBreadth波及=弱気先行
S&P 500 7,457.69 ATH 7,636から反落も20週・50週線上。7,232維持で強気構造継続
Nasdaq 100 28,592.66 週-4.22%の大陰線。20週線28,245の直上でかろうじて踏みとどまる
Dow / Russell DJI 52,146.42 / IWM $294.04 Dow・Russellが相対耐性でローテの受け皿。小型株の耐性が最大のシグナル
金 (GC) / GLD GC $4,018.8 / GLD $368.41 週-2.31%だが3,962タッチ後小反発。実質金利上昇が重石、3,962が生命線
銅 (HG) / WTI 原油 HG $6.265 / WTI $81.78 銅は全MA上でコモディティ最強構造。WTIは週+14.38%、82.73上抜けで90ドル余地

データ時点: 価格・VIX = 7/17 終値 (FMP API)、Breadth (200MA/8MA) = 7/16 CSV、Uptrend Ratio = 7/17 CSV。両CSVとも日次更新で、lag は 1-2営業日。10YはFMP未取得のため報道ベース。

Uptrend Ratioの読み方: 10MAは7/7の約29.44%でピークアウトし、以降 25.96%まで一貫して下降 (現在も下降中だが減速)。生値は7/15安値24.01%→7/16=26.74%→7/17=26.44%で、生値が10MAを僅かに上抜けた。ただし色はRED継続・10MAは下降のため確定的な底打ちではない。来週GREEN転換+10MA上向きが揃えば戦術買いへ移行できる。Uptrend RatioはBreadth 200MAを1-2週先行するため、この乖離 (戦略=強気/戦術=軟調) の収束方向が今週最大の観測点。


コモディティ・セクター戦術

資産 現在値 (7/17) 方針 コメント
金先物 (GC) / GLD GC $4,018.8 / GLD $368.41 12%維持 GC 3,962 (≈GLD $363) 生命線タッチ後小反発。$4,415 (≈GLD $405) で戻り売り、3,962終値割れで3,554視野。CPI再燃なら買い直しの二面性
エネルギー (XLE) XLE $57.68 (WTI $81.78) 4%維持 Energy +4.28%で週次首位・唯一のuptrend。原油+14%後で82.73手前、上値追いはせず。SLB決算(7/24)はSell the newsリスク。Tail (VIX 26超) では2%へ削減
銅先物 (HG) / COPX HG $6.265/lb 様子見 週-0.27%と堅調、全MA上でATH 6.60圏を維持。景気敏感金属ゆえグロース・スケア下では慎重。6.60明確更新で新規検討
ウラン (URA) URA $38.73 回避 週-11.23%と「高成長テーマ売り」クラスター直撃。20週・50週MA下も200週MA上で長期未崩壊。底固め確認まで待機

兼業運用ガイド

朝チェック (5分)

  • VIX: 17未満終値=Risk-On / 20終値2日連続超=Caution本格化 / 26ザラ場=Tail Risk
  • 10Y 利回り: 4.50%突破中。4.60%終値上抜けでCaution確定、4.50%割れ回帰で重石緩和 (最大の分岐)
  • S&P / Nasdaq: SPX 7,232 (50週線) 維持 / NDX 28,245 (20週線) が短期分水嶺。割れれば26,233方向へ調整深化
  • 半導体 (SMH/XLK): 戻り高値更新=反発が本物・ブロードニング / 失速=一過性のスナップバック
  • Uptrend Ratio CSV (URL): GREEN復帰=警戒解除 / 24%割れ再開=弱気先行

夜・早朝チェック (JST基準、top監視)

現在はEDT (夏時間)、ET+13h = JST。決算時刻は公式IR裏取り値。

  • 毎晩: ホルムズ/原油 続報 (7/18に米兵死傷で緊迫化) → WTI $82.73終値上抜けで$90余地・再エスカレ、$80割れでデエスカレ
  • 7/23(木) 05:30〜06:30: 4社決算 (GOOGL/TSLA/TXN/IBM) の反応を確認。±ギャップで指数ベータを判定 — 当週最大の分岐点
  • 7/23(木) 21:30: 新規失業保険申請で労働市場の綻びを確認
  • 7/24(金) 06:00: INTC の反応を確認 (ファウンドリ・在庫循環)
  • 7/24(金) 夜: SLB のE&P設備投資ガイドを確認 (release 20:00 / call 22:30)
  • 7/24(金) 22:45 / 23:00: PMI・新築住宅販売で景況感を確認

今週の注意点

  • 7/22引け後→7/23早朝JSTがピーク: 4社同時ギャップが週の色を決める。「AI設備投資懸念×半導体在庫調整長期化×原油82.73上抜け」の三重奏でNDX 28,245割れが最大の非対称リスク。
  • 先行指標のRED底打ちを追う: Uptrend Ratio 26.44%がGREEN復帰なら警戒解除、24%割れ再開ならBreadth 200MAへ波及。生値の10MA上抜けは初期兆候だが、色RED継続で未確認。
  • Fedブラックアウトの逆説: Fed発信ゼロで緩衝材が不在。決算・原油ニュースへの感応度が相対的に上がり、ボラが拡大しやすい。

リスク管理

ポジションサイズ: リスク資産 65%、現金 35% (前週65/35を維持、内部でメガキャップ→ディフェンシブ回転)。
ヘッジ: GLD 12% (スタグフ・実質金利・地政学) + BIL/現金 35% (イベント・バッファ) + XLP 11% / XLV 10% (ディフェンシブ) + XLE 4% (ホルムズ観測枠)。
個別銘柄: ATR 1.6倍で損切り。7/22 4社決算 (GOOGL/TSLA/TXN/IBM) 保有はATR 1.2倍へ縮小し、時間外/寄りギャップ確認後に判断。7/22引けまでは新規エントリーを控える。

今週の具体的リスク

リスク 想定インパクト
7/22 AI設備投資懸念 (Caution 26%内) GOOGL過剰設備投資でFCF懸念→NDX 28,245割れ→26,233方向。TXN/INTCの在庫調整長期化と共振で増幅
ホルムズ再エスカレ (Tail枠 8%内) WTI $82.73上抜け→$90、10Y 4.60%同時進行でマルチプル圧縮が全面化。7/18ヨルダン米基地攻撃で米兵2名死亡/1名行方不明、封鎖7/15復活で通航が平時比で激減
テック集中リスク Nasdaq 20週線の直上。メガキャップ価格 vs 内部幅の乖離で、狭いラリーが腰折れれば指数全体が脆弱
金3,962割れ 実質金利上昇継続のサイン。貴金属全般の地合い悪化はセンチメントの弱気材料

ホルムズの分岐確率は筆者推定。報道は事実情報の出典で、確率の根拠ではない: S&P Global Platts / CNN (7/18) / NPR (7/18)

上級者向けオプション補足

オプションは補助的なヘッジ。基本は GLD 12% + 現金 35% + XLP 11% + XLV 10% のETFヘッジを優先する。当週のJuly標準月次は7/17に満期到来済みのため、スイングヘッジは 8/21(金) 標準月次を使う (祝日シフトなし)。QQQ/SPYプットは個別ロングではなく、7/22決算・ホルムズ起点のベータ低下に対するポートフォリオ全体のイベントヘッジ。下記IV概算は7/17終値時点の目安 (出典: Cboe/各ETFオプションチェーン)。IVは日中変動するため、執行前に最新値を再確認。

対象 目的
QQQ put $670 (深めは $660)、8/21(金) 満期 7/22決算の下落ヘッジ
SPY put $715 (深めは $705)、8/21(金) 満期 イベント保険
VIX call 25 (深めは 23)、7/29(水) 満期 (長めは 8/19(水) 満期) 決算反応〜FOMC前のボラ上昇
GLD call $380 (深めは $385)、8/21(金) 満期 スタグフ・地政学ヘッジ

まとめ

今週は「マクロ空白 × Q2決算ピーク × liveな地政学テール」。先週は崩壊ではなく大規模ローテーションで、テック集中指数ほど大幅安 (Nasdaq -4.22%) の裏でDow/Russellが底堅く、金は買われずVIXも20未満=非システミックだった。

中期構造は無傷 (Breadth 200MA 60.91% Healthy) だが、先行指標のUptrend Ratio 26.44% REDは底打ち未確認。モデル方針は現金35%・リスク65%を維持したまま、メガキャップ (SPY -1%) をディフェンシブ (XLP +1%) へ内部回転する — Breadthが健全なので急削減はしない。

最大の分岐は7/22引け後のGOOGL/TSLA/TXN/IBM 4社同時 (反応=7/23早朝JSTギャップ) で、AI設備投資の持続性と半導体在庫循環の底が試される。

並行して7/18に一段と緊迫したホルムズ (WTI 82.73) とNDX 28,245・VIX 20の終値攻防を最優先で監視し、規律あるストップロスと現金バッファでイベント過密週に臨みたい。Risk-Onへの格上げは、決算好感+10Y 4.50%割れ+Uptrend GREEN復帰の3点同時成立を確認してから。


免責: 本記事は情報提供を目的とした モデル配分例・分析 であり、個別投資助言ではありません。本文中の「月曜寄り想定」「内部回転」等は モデルポートフォリオ上の想定執行 であり、読者個別への執行指示ではありません。実際の投資判断・ロット決定は、各自のリスク許容度、ポートフォリオ事情、税務状況を踏まえてご自身でご判断ください。必要に応じて 資格あるファイナンシャル・アドバイザー への相談を推奨します。シナリオ確率は筆者個人の推定値 であり、市場コンセンサスや報道機関の予測ではありません。


Sources

金融政策 (日付・時刻の確定用)

経済指標 (日付・時刻の確定用)

決算 IR (release/call 分離)

市場コンセンサス出典 (予想値確定用)

報道ソース (事実報道、確率/分析は筆者推定)

データソース (価格・CSV)

  • 価格・VIX: 7/17 終値 FMP API — SPX 7,457.69 / NDX 28,592.66 / DJI 52,146.42 / SPY $743.29 / QQQ $695.33 / DIA $520.81 / IWM $294.04 / VIX 18.77 / GLD $368.41 / GC $4,018.8 (GC/GLD 10.91倍) / WTI $81.78 / 銅 $6.265 / URA $38.73 / TLT $84.52。10Y 4.55% は報道ベース
  • Breadth (200MA 60.91% / 8MA 67.72%): 7/16 CSV Market Breadth CSV
  • Uptrend Ratio (26.44% RED / 10MA 25.96%): 7/17 CSV Uptrend Ratio CSV
  • セクター内部: Sector Summary CSV
  • Breadth / Uptrend の両CSVは日次更新 (lag 1-2営業日)

オプションカレンダー (祝日シフト確認)

シナリオ確率は筆者推定。報道ソースは事実確認用であり、確率予測の出典ではありません。

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