先週の米国相場は、IT大手の決算が発表され、GOOG, ,MSFT, ,AMZN, ,METAは下落、AAPLのみが大きく株価が上昇して市場の雰囲気を変えました。石油メジャーのXOM, ,CVXやKO, ,MCDも好決算を発表して株価を伸ばしています。全体としてはダウが上昇を牽引し、ナスダックは伸び悩んでいる状況です。
ただし、ダウは先週の急激な上昇で買われ過ぎの水準に到達しており、今後の1〜tilde2週間は売り方が勢いを取り戻して下落するシナリオも想定しておきたいと思います。
先週の決算を振り返ってみると、コンセンサス予想を大きく上回る決算を発表して急騰したPI, ,MEDP, ,CALX, ,WING, ,GILD, ,MUSA, ,NOWなども見られ、良い決算の銘柄に資金が戻りつつあり、相場環境は下落が続いた9月と比較すると大きく改善しています。
これまでの傾向を見てみると、2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)Q3の決算で良い結果を発表してい株価を伸ばしている銘柄は以下の傾向があります。
- 石油ガス関連全般
- 景気低迷の影響を受けにくい食品・飲料、製薬・バイオ、健康保険
- 米国内が主要な収益源となっておりドル高の悪影響を受けにくい中小型株
This week.IT成長株、石炭、肥料、半導体など注目銘柄の決算発表が続きます。
11/2にはFOMCの会見がありますので、この発表を受けて金利と株式市場がどのように反応するのかもしっかり確認していきたいと思います。
Now, let's review last week's market by checking the chart.
Last Week in Review
Market environment
NASDAQ high–安値更新銘柄数はプラス圏内を推移しています。このままプラス圏内にいる状況であれば積極的にロングのポジションを増やしていきやすい環境です。
VIXschool (e.g. of ikebana)-13.24%と大きく下落しました。緩やかな上昇トレンドの安値ラインに到達する24付近で反発するかどうかを注意して見ていきたいと思います。
US Treasury bond10The yield on the one-year-4.86%と下落に転じました。この後、週足で下落トレンドを開始していくかどうかに注目したいと思います。
ダウは+5.77%と3指数の中で最も大きく上昇しました。2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)1月から始まった下落トレンドラインに到達していますので、ここで反落して調整するのか、ここを上抜けてさらに上昇するか、重要なポイントです。
ナスダックは+2.18%と小幅な上昇となりました。2週前から始まった上昇トレンドのチャネルの範囲で推移しています。
SP500school (e.g. of ikebana)+3.99%上昇しました。こちらも2週前から始まった上昇トレンドのチャネルの範囲で推移しています。
原油価格は+3.70%の上昇で安値を切り上げてきています。
天然ガス価格は前週の急落から反発し+14.62%と大きく上昇しました。今週は、この上昇が一時的な反発でさらに下落に転じるかどうか、もしくはさらに上昇していくのかに注目して確認していきたいと思います。
金価格は-0.69%の小幅な下落です。ダブルボトムを作りかけていますが、まだ上昇に転じる勢いは見られません。
銅価格は-1.31%と小幅な下落となりました。過去5週間の間、上向きのレンジの小幅な動きを繰り返しており、大きな方向性は定まっていない印象です。
小麦は-2.53%の下げで4週連続で下落し、下落トレンドを継続しています。今のところ下落が止まる動きは見られません。
セクター動向
先週の相場で最も良いパフォーマンスとなったのは、意外にも不動産と公共事業でした。9月に大きく下落していたセクターが最も大きく盛り返してきているようです。
GOOG, ,METAの下落の影響を受けて通信サービスのパフォーマンスが悪くなっています。
業種別に見ると、ソーラー、娯楽車両、保険、レンタル、住宅建築、住宅ローンが大きく上昇しています。長期金利が下がり始めたことに反応してREIT全般が上昇しています。
パフォーマンスが悪かった業種は、ネット小売、その他金属、インターネット、アルミです。
Trend of Individual Issues
個別銘柄の動向として顕著なのは、AAPLを除くIT大手が軒並み下落しています。
BIDU, ,BABA, ,JD, ,PDD, ,BEKE等の中国関連の銘柄も全般的に弱い動きです。時価総額が大きい銘柄では、CAT, ,HON, ,NVDA, ,GM, ,MRNAの上昇が際立っています。
週間で10%以上の上昇が見られた銘柄は430件と先週の256件から大幅に増加I did.バイオ、ソフトウェア、地方銀行が比較的強いですが、それらに限らず幅広い業種で上昇が見られます。時価総額で見ると小型、中型の銘柄が上昇を牽引しています。
2022年に入ってからひたすら売られて下落が続いていたSystems for Nuclear Auxiliary Power, ,TDOC, ,BYNDあたりにも買いが入っています。
それにしても、バイオ銘柄はトライアルで良い結果が出たり、FDAの承認の報道が出るとPCVXやNUVLのように凄まじい上昇をする傾向がありますね。逆に悪い結果が出た時には時間外に一気に90%近く下落することもあるので非常にリスクも大きいです。ロングポジションを持つ場合は、0になることも受け入れられる小さい金額に留めておきたいところです。
Strategy of the Week
冒頭に記載したように、ダウが先週の上昇で買われ過ぎの水準に到達しているため、ダウ銘柄に対する売りの動きに注意しながら、決算後に上昇し始めた銘柄、これから上昇する可能性のある銘柄を中心にエントリーしていきます。
今週のFOMCに向けては、11/1の相場終了までに利確できるものは利確してポジションを軽くし、FOMC会見後に金利が大きく上昇して株価が全体的に下がった時には好決算発表で上昇した銘柄を買い増し、金利が低下して株価が上昇していく場合は押し目がくるのを待ってからエントリーするプランで臨みたいと思います。
基本的な戦略4点は先週と変わらずです。
-
決算発表でポジティブサプライズがあり、新高値を力強く更新していく銘柄に集中的に資金を投入する。
-
保有銘柄は決算発表前日までに手仕舞い、決算を確認してから再エントリーするかどうかを決める。
-
まだ弱気相場の終了が確定したわけではないので、10%〜tilde20%の早めの利益確定を繰り返していく。
-
50日移動平均線を超えている銘柄の割合が増えてきたら警戒レベルを上げてポジションを減らす。
保有銘柄
- AEHR
- BIIB
- CALX
- CHEF
- CHX
- CLS
- DGII
- ENPH
- LNTH
- MEDP
- PAYO
- PBF
- PI
- RES
- SMCI
- WWE
Stocks to watch
- AGYS
- CEIX
- CELH
- DXCM
- EVH
- HRMY
- LLY
- NSSC
- PRTA
- REGN
- SRTS
- TA
- VRTX
- XMTR
保有・監視銘柄のチャートはこちら。
決算発表予定
今週は上昇トレンドで良いパフォーマンスを維持している銘柄の決算発表が相次ぎます。決算発表後に上昇トレンドからさらに上げていけるか注目したいと思います。
10/31
- HLIT
- RMBS
- CIVI
- ANET
- ON
- OTTR
- BTU
- ARLP
- ACHC
- CVI
11/1
- LLY
- HRMY
- CEIX
- TA
- LTHM
- STNG
- VAL
- DVN
- ENVX
- ENLC
- AMD
- ZI
- NBIX
- MPC
- PFE
- ABNB
- HURN
- MCK
- UNM
11/2
- CCRN
- VRRM
- WWE
- MOD
- EVH
- CLH
- ASC
- CF
- QCOM
- CFLT
- NTR
- HUM
- ATI
- ACA
- FTNT
- SRPT
- WSC
11/3
- REGN
- LNTH
- PRTA
- ISEE
- ELF
- SRTS
- ABC
- LANC
- CI
- DEN
- LNG
- AMN
- RGA
- MUR
- SPXC
- MGPI
- DDOG
- bill
- NET
- MELI
- SBUX
- STEM
11/4
- CAH
- TDW