【米国株】2026年10月19日週 トレード戦略

投資戦略

3行まとめ

  1. AI 関連の売りで Nasdaq 100 が大きく下げ、モデルは 33% で週を終えました。 週中に一度 38% へ戻しましたが、NDX 30,000 割れで金曜に 33% へ戻しています。一方で、上昇している銘柄の広がりは改善しました。
  2. 今週は決算とホルムズ海峡が相場を決めます。 山場は 10/21(水) の META・TSLA・LRCX などの決算で、説明会は 10/22(木) 05:30〜06:30 JST です。Fed は FOMC 前のブラックアウトで発言がありません。
  3. 月曜は売買せず、33% を据え置きます。 中身の3条件に NDX 30,000 の回復が加わってそろえば 38% へ戻し、S&P 500 の 7,590.1 割れなどで 29% へ下げます。

今週のアクション

相場の局面の判定は「悪化」のままです。 下のシナリオ①〜④は、ここから今週どう動くかの見通しです。① 平常なら据え置き、② 強気なら一部を戻し、③ 警戒と ④ 最悪ケースならさらに守りを固めます。

今週のモデル配分は コア 6% / 防御 15% / テーマ 12% / 現金 67%。リスク資産は 33% です。
先週は 10/13(火) に 38% へ戻し、10/16(金) に 33% へ戻しました。今週は月曜に新たな売買をしません。

以下はモデル配分例です。実際の売買判断は各自のリスク許容度で。

モデル配分 (今週)

銘柄 前週 今週 変化 実行タイミング 意図
SPY 4% 4% ±0 新規執行なし。戻す条件の成立時は 4→6% SPX 7,659.44 は 7,590.1 の 0.91% 上
QQQ 1% 1% ±0 新規執行なし NDX 29,187.55 は 30,000 の 2.71% 下
DIA 1% 1% ±0 新規執行なし。戻す条件の成立時は 1→2% Dow は4指数で唯一の上昇
XLV 10% 10% ±0 新規執行なし 週 +3.45% は逃避の買い。守りを固める時は最初に削る
XLP 5% 5% ±0 新規執行なし。戻す条件の成立時は 5→7% 週 +5.02%。生活必需品は1ヶ月で業種の首位
GLD 8% 8% ±0 金のルールが成立した時だけ GC $4,181.10。VIX 急騰の週に下げた
XLE 4% 4% ±0 新規執行なし WTI $99.02、XLE は週 +4.86%
BIL / 現金 67% 67% ±0 戻す時は 67→62%、守りを固める時は 67→71% BIL $91.57。3ヶ月金利 4.26%
合計 100% 100% リスク資産 33%

$100K ポートフォリオ例: SPY $4K / QQQ $1K / DIA $1K / XLV $10K / XLP $5K / GLD $8K / XLE $4K / BIL・現金 $67K

先週決めた条件の結果

先週の記事で決めておいた条件のうち、成立したのは2つです。戻す条件で 38% へ上げ、NDX 30,000 割れで 33% へ戻しました。

先週決めた条件 先週の値 結果
戻す条件 (3つすべて、2データ点連続) 10/13 の寄りの時点で3つそろった 成立。10/13(火) の寄りで 33% → 38%
守りを固める・2日続いて確定: VIX 20超 / Dow 50,544.1 割れ / NDX 30,000 割れ NDX は 10/14 に 29,950.82、10/15 に 29,935.59。VIX 終値の最高 19.99 NDX だけ 10/15 の引けで成立。10/16(金) の寄りで 38% → 33%
守りを固める・1日で確定: SPX 7,590.1 終値割れ / 10年債 FMP 5.35% 以上 SPX 終値の最安 7,659.44 / 10年債 終値の最高 5.21% (10/13) 不成立
守りを固める・日次データ (3つのうち2つ): 生値 45.0% / Uptrend 15.20% / 50日線上 28.2% を割る 10/14 の Uptrend 14.94% だけ割れた。生値は 51.2%、50日線上は 35.8% 1つだけで不成立
最悪ケース (株側と原因側の同時成立) VIX ザラ場最高 22.31 / 10年債 5.09% / WTI 終値最高 $99.02 どちらも不成立
金のルール: GC 4,091.2 を終値2日連続割れ / 4,278.3 を終値2日連続回復 終値の最安 4,107.9 (10/14、ザラ場 4,095.0) / 終値の最高 4,190.6 不成立

Dow の終値の最安は 51,621.48 で、50,544.1 からは離れていました。

10/16 に3条件がそろっても動かない理由

10/16 のデータで、戻す3条件は再びそろいました。生値 54.8% が8日EMA 51.92% を上回り、Uptrend Ratio は 16.97% で 15.52% を超えています。
ただし先週の記事には「守りを固めた後に3条件がそろった場合、戻すのは 33% まで」という定めがあります。モデルは既に 33% なので、売買はありません。

先週の記事は、この戻し先を数値で「33%」、括弧書きで「守りを固める前の配分」と書いており、両者が食い違っていました。数値の 33% を採るのは筆者の解釈です。

なぜ据え置くのか

今の局面で持ってよいリスク資産の目安は 47〜53% (中位 50%) で、先週から 7pt 下がりました。33% はその下限を 14pt 下回りますが、差を理由に戻すことはしません。
日次データは改善し、価格は悪化と、2つが逆を向いています。 どちらが先に崩れるか、またはそろうかを待つ週です。

戻す条件 (部分復元)

「生値」は S&P 500 で200日線の上にいる銘柄の割合、「8日EMA」はその8日平均です。Uptrend Ratio は上昇トレンドにある米国株の割合で、「2データ点連続」は CSV で2日分続けてという意味です。

部分復元の条件 (4つすべて)
① 生値が、同じ日の8日EMAを上回る状態を2データ点連続
② 生値 45% 以上を2データ点連続
③ Uptrend Ratio 15.52% 超を2データ点連続
④ NDX 30,000 を終値2日連続で回復 (今週追加)

条件 10/16 の値 連続
① 生値 > 8日EMA 54.8% / 51.92% 2日そろった
② 生値 45% 以上 54.8% 2日そろった
③ Uptrend 15.52% 超 16.97% (閾値から +1.45pt) 2日そろった
④ NDX 30,000 を終値で回復 29,187.55 まだ0日

④を加えたのは、日次データだけで判断すると、大型株が崩れている最中に引き上げることになるためです。
執行は、④の2日目の終値を確認した翌営業日の寄りを想定します。最短は、10/19・10/20 に回復した場合の 10/21(水) の寄りです。

執行前の再確認: その時点の最新の CSV で①〜③が崩れていたら、執行しません。
閾値から 1pt 以内の当日分の値は、引け後に書き換わることがあります。Uptrend なら 15.52〜16.52%、生値なら 45.0〜46.0%、生値と8日EMAの差が 1pt 以内の行は、翌営業日の CSV で書き換わっていないことを確認してから連続に数えます。

どこから満たしたか 戻し先 戻す銘柄
今の 33% 38% SPY 4→6 / DIA 1→2 / XLP 5→7、現金 67→62%
警戒シナリオで 29% に下げた後 33% まで SPY 3→4 / DIA 0→1 / XLV 8→10、現金 71→67%
最悪ケースの配分を実行した後 条件は無効 翌週に作り直す

$100K の例で 38% へ戻す場合は、SPY +$2K / DIA +$1K / XLP +$2K、BIL -$5K です。

今週の判定条件

条件 水準と時間基準 今の値 成立したら
局面を「悪化」から「警戒」へ (3つのうち2つ) Uptrend Ratio が GREEN かつ 15.52% 以上を2データ点連続 16.97% (成立中) 呼び名が「警戒」に戻るだけ。配分は動かさない
〃 生値 64.0% 以上を2データ点連続 54.8% (あと 9.2pt) 〃
〃 SPX 7,833.4 超を終値2日連続 かつ VIX 17 未満を終値2日連続 SPX は +2.27% 先、VIX は -14.96% 先 〃
「警戒」より上へ戻さない 10年債 4.708% 終値上抜け 5.09% (成立中、解除まで -38.2bp) 平常・強気の局面へは戻さない
〃 30年債 5.30% 終値上抜け 5.43% (成立中、-13bp) 〃
〃 WTI $93.50 終値上抜け $99.02 (10/12 から成立中) 〃
金のルール GC 4,095.0 を終値2日連続で割れる $4,181.10 GLD 8% → 7% (減らした分は現金へ)
〃 GC 4,278.3 を終値2日連続で回復 $4,181.10 GLD 8% → 9% (現金から)
さらに守りを固める (シナリオ③) SPX 7,590.1 終値割れ、VIX 20超を終値2日連続 など。全条件はシナリオ③に記載 SPX 7,659.44 / VIX 19.99 リスク資産 33% → 29%(38% へ戻した後なら 33%)

「警戒より上へ戻さない」3条件は、呼び名の変更と部分復元には使いません。守る側と戻す側が同時に成立したら守る側を優先します。
差が 0.1% 以内の境界は「判定不能」とし、翌営業日の終値まで持ち越します。小数2桁で出る FMP の金利には、この扱いを使いません。

VIX の数え方: 判定は FMP の確定終値で行います。10/16 の確定終値 19.99 は 20 から 0.05% で、この 0.1% の扱いに当たります。引け直後の暫定値は 20.09 でした。
筆者の解釈では、10/16 は「判定不能」で連続日数に数えず、10/19 の終値から数え直します。 10/19・10/20 がともに 20 超なら成立、10/19 だけなら1日目です。10/19 の終値が 19.98〜20.02 なら、さらに翌日へ持ち越します。

金のルールで GLD が動いたら、シナリオ別の配分の GLD も同じ幅だけ動かし、差は現金で調整します。

10年債の目安

標準の 4.11% / 4.36% / 4.50% / 4.60% (極限) はすべて上抜け済みで、参照だけです。今週は次の水準で見ます。

水準 位置づけ 今の 5.09% から
5.228% FMP 日次終値 5.23% 以上で守りを固める +13.8bp
5.15% 最悪ケースの「原因側」の条件 +6.0bp
5.000% 手描き線と最速の移動平均が重なる。週足安値 5.039% はこの 3.9bp 上 -9.0bp
4.708% これを上回る間は「警戒」より上に戻さない -38.2bp

先週からのルール変更

  • 戻す条件に④ NDX 30,000 の終値2日連続回復を追加: 理由は上に書いたとおりです。①〜③と戻す配分は先週のままです
  • 守りを固める価格の条件を更新: NDX 30,000 は成立・実行済みのため、すぐ下の手描きの支え 28,245.3 へ移しました。10年債は 5.342% が 25bp 離れて効かないため、先週「一服」の目安にした 5.228% へ移しています
  • 守りを固める日次データの基準を更新: 生値は 50.0% で、これは 10/9 のデータ点の値です。今週の安値は 10/14 の 51.2% でした。50日線上は今週の安値 35.8% (10/14) を使い、どちらも先週の基準 45.0%・28.2% が今の値から 9.8pt・17.4pt 離れていたため引き上げました
  • Uptrend の基準は 15.20% から 14.94% (10/14 行、今週の安値) へ 0.26pt 緩めました: 今の 16.97% からの距離は 2.03pt です。3つのうち2つで成立する仕組みは変えていません
  • 金のルールの下限を GC 4,091.2 から 4,095.0 へ: どちらも「その週の週足安値」で、決め方は先週と同じです。上限の 4,278.3 は据え置きです

売買レベル

対象 下方の水準 上方の水準 防衛ライン (時間基準)
S&P 500 7,590.1 (-0.91%、SPY ≈ $756.34)。7,580〜7,610 の移動平均帯と重なる一番の支え 7,670〜7,710 (移動平均帯) / 7,833.4 (+2.27%、SPY ≈ $780.58) 7,590.1 を終値割れ。次の支持は 7,232.1 (-5.58%、SPY ≈ $720.67)
Nasdaq 100 28,245.3 (-3.23%、QQQ ≈ $686.89)。7月の安値帯 30,000 (+2.78%、QQQ ≈ $729.56) / 30,839.1 (+5.66%) 28,245.3 を終値2日連続割れ。次は 26,233.2 (-10.12%)
Dow 50,544.1 (-2.80%、DIA ≈ $504.54) 52,359.0 (+0.69%、DIA ≈ $522.66)。10/16 にザラ場で上抜けて押し戻された 50,544.1 を終値2日連続割れ
Russell 2000 2,719.2 (-0.08%、IWM ≈ $270.22)。10/16 にザラ場で割った 2,883.0 (+5.94%、IWM ≈ $286.50) モデルは未保有で監視のみ。終値2日連続で割れると 2,553.0 (-6.19%) まで手描き線なし
米国債 10年 5.000% (-9.0bp) を終値で割れば、上昇局面への最初の反証 10年 5.15% (+6.0bp) / 5.228% (+13.8bp) / 30年 5.30% (-13bp) 2年債 4.70% (下) / 4.85% (上、10月利上げの織り込みの目安)
金 GC / GLD 4,095.0 (週足安値、-2.06%、GLD ≈ $374.14) / 3,962.4 (-5.23%) 4,278.3 (+2.32%、GLD ≈ $390.89) / 4,415.0 (+5.59%) 割れも回復も終値2日連続で GLD を 1pt 動かす
WTI / 銅 WTI $93.50 (-5.57%) / 88.32 (-10.81%) / 銅 6.3765 (-3.00%) WTI $100 (+0.99%) / $105.83 (+6.88%、9/15 終値) / 銅 6.8035 (+3.50%) XLE は WTI の水準では売買しない
VIX 17.00 (-14.96%) 20.00 (+0.05%) / 23.00(+15.06%) / 26.00 (+30.07%、ザラ場で即時扱い) 4本の移動平均 (目視 16.5〜17.5) の上へ出た。終値で 20 を超えるか

系列の注記: 価格は 10/16(金) 終値の FMP API です。移動平均はすべてチャートの目視概算で、割れ判定には使いません。
WTI の手描き線は TVC の CFD 系列で、判定は FMP の値です。ETF への換算は実勢の比率 (GC/GLD 10.945倍など) を使っています。

重要イベント

日付 (JST) 日付・時刻 (ET) イベント 重要度 見るポイント
10/19(月) 07:00 10/18(日) 18:00 原油先物の週明け再開 高 週末にイラン側が、ホルムズ海峡で機雷により2隻のタンカーが炎上したと発表。独立した確認はない。WTI が $100 を終値で超えるか
10/20(火) 21:30 10/20(火) 8:30 住宅着工・建築許可 (9月) / RTX IR・GM IR 決算説明会 (リリースは寄り前で、確定時刻の記載なし) 中 コンセンサス: 住宅着工 130万戸 (FXEmpire / Trading Economics) Census
10/20(火) 10/20(火) VIX 10月標準 (10/21 満期) の最終取引日 中 10/21 引け後の決算は、この限月ではカバーしない
10/21(水) 05:30〜06:00 10/20(火) 16:30〜17:00 (説明会) NFLX IR・SPCX IR・ISRG IR・COF IR 決算 (NFLX・SPCX・COF は引け後。ISRG の引け後は二次情報で、公式はリリース時刻未明示) 高 AI 以外の大型成長株に資金が残るか
10/21(水) 10/21(水)、締切時刻は出典に記載なし 20年債入札 ($130億) 中〜高 応札が弱く 10年債が 5.15% を超えれば「金利上昇 → 株安」が戻る Treasury Fiscal Data
10/22(木) 05:30〜06:30 10/21(水) 16:30〜17:30 (説明会) META IR・TSLA IR 決算 (引け後) / LRCX IR・TXN IR・IBM IR 決算 (リリースの時刻は公式未明示) 最重要 NDX が 30,000 を回復するか、28,245.3 へ向かうか
10/22(木) 21:30 10/22(木) 8:30 新規失業保険申請 / PG IR 決算説明 / 5年 TIPS 入札 ($260億、時刻記載なし) 中 コンセンサス 20.0万件 (Trading Economics)。日程は DOL
10/23(金) 22:45 / 23:00 10/23(金) 9:45 / 10:00 S&P Global 速報 PMI / ミシガン大学確報と期待インフレ 中〜高 1年先の期待インフレ (速報 4.7%) が上方修正されるか ミシガン大学。PMI の日時は MTS Insightsの二次情報

10/22 早朝の5社は、説明会の時刻が公式に出ています。LRCX・TXN・IBM の3社は、リリースの時刻もタイミングも公式に示されていません。 05:30〜06:30 JST は説明会の時刻です。

Fed のブラックアウト期間は 10/17(土) 00:00 ET 〜 10/29(木) 23:59 ET です (PDF で確認)。Fed 10月カレンダー と 講演一覧 にも、今週の講演・証言は1件もありません。
次回 FOMC は 10/27(火)-28(水) で、声明は 10/29(木) 03:00 JST、会見は 03:30 JST です FOMC カレンダー。誘導目標は 3.75〜4.00% で、10月利上げの織り込みは 10/16 朝の時点で約 15% と報じられています (NBC News)。

今週は CPI・PCE・雇用統計・ISM がありません。次の大型指標は 10/27 の耐久財受注と、10/29 の GDP 速報・9月 PCE です。
EIA 週間石油在庫は 10/21(水) 23:30 JST です EIA。中国の7〜9月期 GDP は公式日程を確認できず、時刻を書いていません。

決算 — リリースと説明会

BMO は寄り前、AMC は引け後の発表です。下の銘柄はどれも公式がリリースの時刻を示していないため、時刻は書いていません。 右の列は説明会 (コール / ウェブキャスト) の時刻で、ET → JST の順です。

日付 (ET) 銘柄 (リリースのタイミング) 説明会 (ET → JST)
10/20(火) GE GE Aerospace (タイミング記載なし) IR 7:30 ET → 10/20(火) 20:30 JST
10/20(火) RTX BMO / GM BMO 8:30 ET → 10/20(火) 21:30 JST
10/20(火) SPCX SpaceX AMC / ISRG AMC (二次情報。公式はリリース時刻未明示) 16:30 ET → 10/21(水) 05:30 JST
10/20(火) NFLX AMC 16:45 ET → 10/21(水) 05:45 JST
10/20(火) COF AMC 17:00 ET → 10/21(水) 06:00 JST
10/21(水) TMO BMO IR 7:00 ET → 10/21(水) 20:00 JST
10/21(水) T AT&T BMO IR 8:30 ET → 10/21(水) 21:30 JST
10/21(水) META AMC / TXN (タイミング記載なし) 16:30 ET → 10/22(木) 05:30 JST
10/21(水) LRCX / IBM (どちらもタイミング記載なし) 17:00 ET → 10/22(木) 06:00 JST
10/21(水) TSLA AMC 17:30 ET → 10/22(木) 06:30 JST
10/22(木) PG (公式は説明会のみ告知) 8:30 ET → 10/22(木) 21:30 JST
10/22(木) WDC AMC IR 16:30 ET → 10/23(金) 05:30 JST
10/23(金) AXP BMO IR 8:30 ET → 10/23(金) 21:30 JST

IR リンクがない銘柄は、重要イベントの表に各社の公式 IR をリンクしています。

見るのは、AI 関連の売りが META・LRCX で止まるかです。 先週は TSMC が記録的な売上と強い見通しを出しても、ADR は -1.80% でした。好決算でも売られる状態が続けば、NDX は 28,245.3 方向です。
もう1つは、受け皿になった防御株と原油が続くかです。10/22 の P&G が XLP の、WTI $100 が XLE と最悪ケースの答え合わせになります。

シナリオ別プラン

以下の確率はすべて筆者個人の推定値です。3つの分析レポートのうち、ニュース分析の配分を採りました。3つの平均を整数に丸めた値と同じで、週末のタンカー炎上の報道も反映しているためです。

警戒を先週の 28% から 36% へ上げたのは、NDX 30,000 割れで守りを固める条件が成立したためです。VIX 20・SPX 7,590.1・Russell 2,719.2 の3つの境目に、同時に張り付いて週を終えています。
それ以上は上げません。10年債の低下、Dow の上昇、生値 54.8% と、下げが市場全体に広がっていないためです。合計は 35 + 15 + 36 + 14 = 100% です。

シナリオ別の配分 (合計はいずれも 100%)

銘柄 ① 平常 (今週と同じ) ② 強気 ③ 警戒 (33% から) ④ 最悪ケース
SPY 4% 6% 3% 2%
QQQ 1% 1% 1% 0%
DIA 1% 2% 0% 0%
XLV 10% 10% 8% 7%
XLP 5% 7% 5% 4%
GLD 8% 8% 8% 8%
XLE 4% 4% 4% 4%
現金 67% 62% 71% 75%
コア / 防御 / テーマ 6 / 15 / 12 9 / 17 / 12 4 / 13 / 12 2 / 11 / 12
リスク資産 33% 38% 29% 25%

① 支えを守って主役交代 (Base) — 筆者推定 35%

内容: AI 関連は 28,245.3〜30,000 で値固めし、Dow と防御セクターが指数を支えます。SPX は 7,590.1〜7,833.4 の下半分で動きます。生値は 50〜57%、Uptrend は 15〜20% にとどまります。

トリガー (すべて満たす): SPX 7,590.1 を終値で維持 + 10年債 FMP 終値 5.23% 未満を維持 + VIX 20 を終値2日連続では超えない + Dow 50,544.1 と NDX 28,245.3 を終値2日連続では割らない + NDX 30,000 の終値2日連続回復は未達+ 守りを固める日次データの条件が 2つそろわない。③のトリガーが1つでも成立したら、③を優先します

想定レンジ: SPX 7,590〜7,800 / NDX 28,245〜30,000 / VIX 17〜23 / 10年債 5.00〜5.15% / WTI $93〜100
早めの警告 (単独では動きません): 生値が 50% に近づく / Uptrend が 14.94% に近づく / VIX が終値で1日だけ 20 を超える / WTI が $100 を終値で超える

アクション: 据え置き (表の ① 列、リスク資産 33%)

② AI 関連の売りが一巡 (Risk-On) — 筆者推定 15%

内容: META・LRCX の決算で AI 投資が続くと確認され、CoreWeave の信用不安が和らぎます。NDX が 30,000 を終値で回復し、VIX は 20 で頭打ちになります。日次データの3条件は保たれ、生値は 55% を超えます。

必須トリガー (4つすべて): 戻す条件の①〜③ (いずれも 2データ点連続で成立中) + ④ NDX 30,000 を終値2日連続で回復 (今は0日、あと +2.78%)。閾値から 1pt 以内の当日分の値は翌営業日の CSV で確かめ、執行前に最新のデータで崩れていないかも確認します。

補強材料 (単独では動きません): VIX 17 未満を終値2日連続 / 10年債 5.000% を終値で割る / Dow 52,359.0 を終値で上抜け / Uptrend が 19.27% (10/9 行) を超える

アクション: 表の ② 列 (コア 6% → 9%、現金 67% → 62%、リスク資産 38%)。執行は ④の2日目の終値を確認した翌営業日の寄り想定で、最短は 10/21(水) です。局面が「警戒」へ戻っても、今週の配分は 38% までです。

③ 調整が指数全体へ広がる (Caution) — 筆者推定 36%

内容: AI インフラの売りが続き、META・LRCX の決算でも止まりません。主力の下げに遅れて中身も崩れ、生値が 50% を、Uptrend が 14.94% を割ります。SPX は 7,590.1 を割って 7,232.1 へ向かい、VIX は 20 を終値2日連続で超えます。

根拠: NDX の週足は実体の大きい大陰線で、前週の十字に近い足と合わせて天井の形です。売りは半導体から電力設備・データセンター建設・原子力まで、AI インフラ全体に広がりました。
起点は資金の出し手の不安で、CoreWeave の社債利回りは 15% 前後、CDS は 1,000bp 超と報じられています。36% にとどめるのは、株と長期債が逆に動く関係が戻り (TLT +2.65%)、生値と50日線上の比率が上がっているためです。

トリガー (下のどれかの組で成立):

  • 1日で確定 (終値ベース)。どれか1つで成立: SPX 7,590.1 終値割れ (SPY ≈ $756.34) / 10年債 5.228% 終値上抜け(FMP 日次終値で 5.23% 以上、今は 5.09%)
  • 2日続いて確定。どれか1つで成立: VIX 20超を終値2日連続 (10/16 の 19.99 は判定不能。10/19 から数え直し) / Dow 50,544.1 を終値2日連続割れ (DIA ≈ $504.54) / NDX 28,245.3 を終値2日連続割れ (QQQ ≈ $686.89)
  • 日次データで確定。3つのうち2つで成立: 生値 50.0% 割れ (今 54.8%) / Uptrend Ratio 14.94% 割れ (今 16.97%) / 50日線上の比率 35.8% 割れ (今 45.6%)。閾値から 1pt 以内の当日分の値は、翌営業日の CSV で確定させます

アクション: 表の ③ 列 (リスク資産 29%)。SPY 4→3、DIA 1→0、XLV 10→8 で、現金は 67% → 71% です。$100K の例では SPY -$1K / DIA -$1K / XLV -$2K、BIL +$4K です。
先に 38% へ戻していた場合は、戻した分を巻き戻して 33% にします (SPY 6→4 / DIA 2→1 / XLP 7→5、現金 62→67%)。同じ週に 29% までは進めません。
執行は、終値の条件なら確認した翌営業日の寄り、CSV の条件ならCSV で確認できた後の最初の寄りを想定します。

④ 原油高と株安が同時に進む (Tail Risk) — 筆者推定 14%

内容: ホルムズ海峡の通過量がさらに落ち、WTI が $100 を終値で超えて9月高値の $105 台へ向かいます。インフレ懸念で10月利上げの織り込みが上がり、AI 関連の売りに株と債券の同時安が重なります。VIX は 23 を超え、SPX は 7,232.1 を目指します。

2つの条件までの距離は、先週から大きく縮みました。VIX 23 までは +15.06% (先週 +54.99%)、SPX 7,232.1 までは -5.58% です。原因側は WTI $100 まで +0.99%、10年債 5.15% まで +6bp です。
確率は先週から 4pt 上げて 14% としました。それ以上は上げません。今週は長期債が買われ、最悪ケースの典型である株と債券の同時安は起きていないためです。

トリガー (2つの同時成立): 片方だけでは最悪ケースは成立しません。警戒シナリオへ移るには、③の条件が別に必要です。

  • 1つめ (株のボラティリティ): VIX 23超を終値2日連続 (26超はザラ場で確認し即時扱い) または SPX 7,232.1 を終値2日連続割れ
  • 2つめ (原因の特定): 1つめが成立した日の終値で 10年債 5.15% 以上 (今は 5.09%) または WTI $100 終値上抜け

1つめがザラ場で成立した場合、10年債は前営業日の終値で、WTI は当日ザラ場の $100 超で判定します。

アクション (緊急防御モード): 表の ④ 列 (リスク資産 25%)。起点が 33%・29%・38% のどれでも、行き着く先はこの配分です。VIX 26 超をザラ場で確認した場合だけ、モデル上ザラ場での即時リスク削減を検討します。

マーケット状況

指標 現在値 判断
10年債 / 2年債 / 30年債 5.09% / 4.74% / 5.43%(10年は週 -15bp) 2週続けて低下し、2年と10年の差は 44bp から 35bp に縮んだ。株安の週に長期債が買われ、株と債券が逆に動く関係が戻った
VIX 19.99 (週 +34.70%、ザラ場最高 22.31) 7/29 以来の高い終値で、4本の移動平均の上へ出た。株のプット/コール比率は 0.62 で、下げの割にヘッジ需要は増えていない
200日線上の比率 (生値) 54.8% (8日EMA 51.92%) NDX が大きく下げた週に +4.8pt 上がった。8日EMA は7データ点続けて上昇。50〜60% の境界帯で持ち直し中
50日線上の比率 45.6% (前週 36.4%) 上がる銘柄の広がりが戻った
Uptrend Ratio 16.97% GREEN(469/2,764銘柄) 9/16 の底 12.09% と 9/30 の2番底のあと、15〜19% のレンジ。底打ちは確認、上昇局面への移行は未確認
S&P 500 / Nasdaq 100 7,659.44 / 29,187.55 (週 -1.95% / -5.49%) NDX は過去1年で最大の週間下落で、5日続落。SPX は前週の上げを打ち消した
Dow / Russell 2000 52,002.41 / 2,721.37 (週 +0.67% / -3.05%) 4指数で Dow だけが上昇。Russell は3週続けて安値を切り下げ、支持の 0.08% 上
金 GC / GLD GC $4,181.10 / GLD $382.01 (GC 週 -0.83%) 4,090〜4,095 の帯を2週守った。ただし VIX 急騰の週に下げ、逃避先は長期債だった
WTI / 銅 WTI $99.02 (週 +7.81%) / 銅 $6.5735 (週 -1.77%) WTI は5日続けて上がり高値で引けた。Brent は $109.86 で、WTI との差は約 $10.8
セクター参加率 上昇トレンドはエネルギー 33.3% が首位 テクノロジーは1週で 44.8% から 20.4% へ急落

Uptrend Ratio と Market Breadth はどちらも 10/16 CSV 時点で、日次更新です。Uptrend の 10/16 行は当日分の値で、週明けに書き換わる可能性があります。
10/13 行は寄り前の 18.69% から 17.62% に書き換わりました。10/12 の行は欠けており、「2データ点連続」は存在する行で数えます。

Uptrend は 15〜25% の「弱い」帯にあります。色 (GREEN) は10行前との比較にすぎないため、判定は色ではなく水準で行います。セクター参加率のデータには日付の列がなく、時点を特定できません。

割高さが原因の相場ではありません。 予想 PER は 19.0倍で、5年平均の 19.8倍を下回ります。7〜9月期の EPS 成長率も +29.0% (FactSet) と強い数字です。ただしこれは発表済み企業の実績と未発表企業の予想を合わせた値で、発表済みは S&P 500 の 9% にとどまります。
今週のリスクは過熱ではなく、AI 集中の巻き戻し・VIX 20・WTI $100 の3つです。

コモディティ・セクター戦術

対象 現値 方針 根拠
金 GC / GLD GC $4,181.10 / GLD $382.01 GLD 8% 維持。金のルールでのみ動かす VIX 急騰の週に下げ、銀 SLV は -5.97%。有事の受け皿になっていない
WTI / XLE WTI $99.02 / XLE $68.24 XLE 4% 維持。$100 の上抜けを追いかけない 週 +7.81%。中東の材料は下に記載
ヘルスケア XLV $176.71 10% 維持。守りを固める時に最初に削る 週 +3.45% は逃避の買い。業種は下降トレンドのまま
生活必需品 XLP $87.62 5% 維持。戻す時だけ 7% へ 2週続けて1週の首位。10/22 の P&G が答え合わせ
長期債 TLT $80.05 組み入れない 今週はヘッジになったが、20年債入札と原油高で金利が上がる余地がある
半導体・AI インフラ / 銅 / ウラン 銅 $6.5735 / URA $35.43 新規建てなし SMH -10.53%、URA -8.92% (5週続落)。決算前に拾わない

中東の材料: 10/11 にホルムズ海峡の原油通過量が日量 290万バレルまで減りました (Kpler)。10/18 にはイラン側が、機雷で2隻のタンカーが炎上したと発表しています。独立した確認はありません。
10/13 にはサウジ東部ダーランの Aramco 管理棟が攻撃され、エネルギー省は限定的な火災と発表しました (Japan Times)。広範な損傷を伝える匿名情報源の報道もあります (US News/Reuters) が、生産・輸出の停止は確認されていません。

Trump 大統領は、合意は中間選挙 (11/3) の後だと表明しました。筆者推定の分岐は「膠着」50%、「緊張激化」30%、「緊張緩和」20% です。報道ソースは Al Jazeera 10/18 と CBS News live で、報道は事実、確率は筆者推定です。

兼業運用ガイド

朝チェック (5分)

  1. NDX が 30,000 を終値で回復したか。2日続けて回復し、最新の CSV で①〜③が保たれていれば、翌営業日の寄りで 33% → 38% です。今週に 29% へ下げた後なら、戻すのは 33% までです
  2. SPX が 7,590.1 を終値で割ったか。割れたら1日で守りを固める条件の成立で、翌営業日の寄りで 33% → 29% です。38% に戻した後なら 38% → 33% で、同じ週に 29% へは進めません
  3. VIX の確定終値が 20 を超えたか。2日続けば守りを固め、23超が2日続けば最悪ケースの株側です。数え始めは 10/19 です
  4. WTI $100 と 10年債 5.15% / 5.228% を確認する。WTI $100 の終値上抜けだけでは動きません。10年債の FMP 終値が 5.23% 以上なら守りを固めます
  5. CSV の生値 50.0% / Uptrend 14.94% / 50日線上 35.8% を確認する。2つ割れたら守りを固めます。閾値から 1pt 以内の当日分の値は、翌日の CSV で確定させます

夜・早朝チェック (JST)

JST イベント 確認すること
10/19(月) 07:00 原油先物の週明け再開 WTI が $100 の上で始まるか。米国株の寄りは 22:30
10/20(火) 20:30〜21:30 GE → RTX・GM の説明会、住宅着工 VIX 10月標準はこの日が最終取引日
10/21(水) 05:30〜06:00 NFLX (05:45)・SPCX・ISRG (05:30)・COF (06:00) NFLX の時間外の動きと、NDX 先物が 30,000 方向へ戻るか
10/21(水) 23:30 EIA 石油在庫。同じ日に 20年債入札 入札後に 10年債が 5.15% を超えるか
10/22(木) 05:30〜06:30 META・TXN (05:30) → LRCX・IBM (06:00) → TSLA (06:30) 時間外で ±6〜8% の窓が出るか。22:30 の寄りの後、窓を埋めずに引けるか
10/22(木) 21:30 / 10/23(金) 05:30 失業保険・PG / WDC の説明会 WDC で、データセンター向け HDD の需要と価格が続くか
10/23(金) 22:45 / 23:00 速報 PMI / ミシガン大学確報 1年先の期待インフレ (速報 4.7%)。米国株の引けは 10/24(土) 05:00

今週の注意点

  • ブラックアウト中は Fed の発言がありません。10月利上げの観測は、報道とデータで動きます。10/23 の期待インフレと WTI $100 が、10/29 の FOMC 声明までの織り込みを左右します
  • 日次データは改善し、価格は悪化と、逆を向いています。3条件がそろっていても、NDX 30,000 の回復なしに戻しを前倒ししないでください
  • Uptrend の当日分の値は書き換わります。14.94% や 15.52% から 1pt 以内の値は、引け直後の値で確定させないでください

リスク管理

ポジションサイズ: リスク資産 33%、現金 67%。
今の局面で持ってよいリスク資産の目安は 47〜53% なので、目安の側から削る理由はありません。据え置くのは、局面が「悪化」で、価格の条件による守りを 10/16 に実行済みだからです。戻した後の 38% も、目安の下限 47% を下回ります。

ヘッジ: 現金・短期債 (BIL $91.57、3ヶ月 4.26%) 67% + XLV 10% / XLP 5% + GLD 8% + XLE 4%。TLT は使いません。20年債入札と原油高で、金利が上がる余地があるためです。

個別銘柄: ATR (過去の平均的な1日の値幅) の 1.6倍で損切り。META・TSLA・LRCX・TXN・IBM・NFLX を決算をまたいで持つ場合は ATR 1.2倍へ縮め、説明会後の寄りの窓を見てから判断してください。

今週の具体的リスク

リスク 想定されること
AI インフラの信用不安の再燃(筆者推定・警戒36%内) SMH -10.53%。CoreWeave の社債・CDS の値は二次報道で、一次情報では確認できていない。NDX 28,245.3 の終値2日連続割れと SPX 7,590.1 の終値割れが入口
ホルムズ海峡と WTI $100 (筆者推定・最悪ケース14%内) WTI $100 の終値上抜けで原因側が成立し、残るのは株側 (VIX 23超の終値2日連続など) だけになる
期待インフレの上振れと10月利上げ観測 (筆者推定・警戒36%内) 1年先の期待インフレが 4.9% 以上なら、2年債 4.85% 超が目安
当日分の値の書き換え (確率付与なし) 10/13 行は -1.07pt 書き換わった。閾値近くの値は翌営業日に確定させる

報道ソースは Al Jazeera 10/18 と NBC News です。報道は事実の出典であり、確率はいずれも筆者推定です。

上級者向けオプション補足

注意: 兼業トレーダーは上の ETF ヘッジを優先してください。以下は経験者向けで、AI 関連の決算と FOMC に対するイベントヘッジの例です。本記事はプレミアムと IV を取得していないため、執行前に必ず板で確認してください。

満期の注意: 株式・ETF の10月標準月次は 10/16 に終わり、次は 11/20(金) 満期です。VIX オプションは満期日の朝に清算され、最終取引日は満期の前営業日です。
VIX 10月標準 (10/21 満期) は最終取引日が 10/20(火) で、10/21 引け後の決算をカバーしません。 10/28 満期のウィークリーも最終取引日が 10/27(火) で、FOMC 声明をカバーしません。VIX は11月標準を使います。

対象 例 目的
SPY プット SPY プット $755 ストライク (現値 $763.25、-1.08% OTM)、11/20(金) 満期 SPX 7,590.1 (SPY 換算 $756.34) のすぐ下に置く指数ヘッジ
QQQ プット QQQ プット $685 ストライク (現値 $709.80、-3.49% OTM)、11/20(金) 満期 NDX 28,245.3 (QQQ 換算 $686.89) のすぐ下。AI 関連決算と FOMC への備え
VIX コール VIX コール 23 ストライク (現値 19.99、+15.06% OTM)、VIX 11月標準 11/18(水) 満期 (最終取引日 11/17(火)) テールヘッジ。サイズは最小限に

まとめ

今週のテーマは 「中身の改善と価格の悪化、どちらが先に動くかを確かめる」 です。先週は戻す条件 (10/13) と NDX 30,000 割れ (10/16) が続けて成立し、モデルは 33% に戻りました。月曜は売買せず、33% を据え置きます。

NDX 30,000 の終値2日連続回復と日次データの3条件がそろえば 38% へ戻します。SPX 7,590.1 割れや VIX 20超の終値2日連続などでは 29% へ下げ、どちらも1段階だけです。今週 29% へ下げた後に戻すのは 33% まで、38% へ戻した後に下げるのも 33% までです。

最大のリスクは、10/22(木) 早朝 JST の META・TSLA・LRCX の決算反応と、WTI $100 です。条件はすべて事前に決めてあります。 10/22(木) 早朝に見えるのは時間外の反応で、決算後の通常取引の終値は 10/23(金) 05:00 JST 以降に CSV とあわせて落ち着いて確かめれば足ります。


免責: 本記事は モデル配分例・分析 であり、個別投資助言ではありません。本文中の「新規執行なし」「確認した翌営業日の寄り想定」「CSV で確認できた後の最初の寄り」等の表現は、モデルポートフォリオ上の想定執行です。実際の投資判断・ロット決定は、各自のリスク許容度、ポートフォリオ事情、税務状況を踏まえてご自身でご判断ください。必要に応じて 資格あるファイナンシャル・アドバイザー への相談を推奨します。シナリオ確率 (平常 35% / 強気 15% / 警戒 36% / 最悪ケース 14%) と、中東・決算・期待インフレの分岐確率は筆者個人の推定値であり、市場コンセンサスや報道機関の予測ではありません。


Sources

データソース:

  • 価格・金利・VIX: 10/16(金) 終値 (FMP API)
    • 指数・VIX: SPX 7,659.44 / NDX 29,187.55 / DJI 52,002.41 / RUT 2,721.37 / VIX 19.99
    • ETF: SPY $763.25 / QQQ $709.80 / DIA $519.10 / IWM $270.44 / GLD $382.01 / SLV $51.51 / TLT $80.05 / BIL $91.57 / XLE $68.24 / XLP $87.62 / XLV $176.71 / URA $35.43
    • 金利 (FMP v4/treasury): 3M 4.26% / 2Y 4.74% / 5Y 4.89% / 10Y 5.09% / 30Y 5.43%。10/12 は債券休場で行なし
    • 商品: GC $4,181.10 / WTI $99.02 / 銅 HG $6.5735 / 天然ガス $3.116。ETF 換算は実勢比率 (GC/GLD 10.945 など) を使用
  • 200日線上の比率 / 50日線上の比率: 10/16 CSV (TraderMonty、日次更新)
  • Uptrend Ratio: 10/16 CSV (TraderMonty、日次更新。10/16 行は当日分の値、10/12 の行なし)

公式スケジュール (日付・時刻の確定用)

公式 IR (決算の時刻の確定用)

  • GE / RTX / GM / NFLX / SPCX / ISRG / COF / TMO / T / META / TSLA (SEC 8-K) / LRCX / TXN / IBM / PG / WDC / AXP
  • TMO・TXN は公式 IR ページを読めず、会社名義の通信社リリースの転載で日時を確認しました (リンク先は公式 IR の一覧ページ)。GM・ISRG は公式ページを直接読めず、検索エンジン上の写しで確認しています

市場データ・予想値 (公式スケジュールとは別系統)

報道・結果 (事実の出典。確率・シナリオ分析は筆者推定)

シナリオ確率は筆者推定です。報道ソースは事実確認用であり、確率予測の出典ではありません。

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