2021年11月末から始まった相場全体の調整時に何をすべきか、これまでに読んだ米国株の成長株投資の書籍を改めて読み直して、関連する内容を復習用にまとめしました。今はまさに次の上昇トレンドに向けて新しい銘柄を調査をするのに最適な時期と思います。皆様の参考になれば幸いです。
以下の記事で具体的なチャートや事例を示しながら解説していますので、こちらもご参考に。
How to identify stock market ceilings and what to do during a decline.
相場の天井について 半年前に知っておきたかった内容ではありますが、またいつかやってくる上昇相場とその天井をきちんと見極められるようになっておきたいので整理しておきたいと思います。 要約 数年間の上昇相場で市場を牽引していた主導株が異常な動き
弱気相場にやるべきこと
Mark Minervini- Stock Trading Basics and Principles
- 市場全体が下落か調整局面になると、先導株はいち早く安値をつけて、市場が上昇を始める頃には52週高値を付ける。
- 買いに入るときには最も強い動きをする銘柄を選ぶのが良い。一番最初にベースからブレイクする銘柄を買う。
- 圧倒的な勝ち組をとらえるには、市場が底入れした後の上昇期に先導株に注目することが非常に大事。
- 先導株は下落相場への転換を予知するのにも役立つ。
- 強気相場の後半には先導株が先に下落に転じる一方で後続株が上昇する。その後、景気後退の影響を受けにくいタバコ、電気、ガス、食品などの銘柄に資金が移る。
- 急成長株の90%は弱気相場や調整からいち早く上放れる。
- 相場が下げているときに先導株を調べておき、相場が上げ始める前に大きな利益を得られるよう準備しておく。
- 市場全体が下落トレンドの時に、新しいポジティブな展開があり、EPSが高い銘柄の値動きを調査する。
- 新たな強気相場の初期に、最初に最も力強く上昇する銘柄が候補となる。
- 市場全体が下落から上昇に転じたかどうかは株価指数の出来高を確認する。上昇する日に出来高が増加し、下落する日に出来高が減っていれば上昇は本物と言える。
- 並外れた上昇をした銘柄の3分の1はその後の下落で上昇幅のほぼ全てを失う。下落は平均して50〜tilde70%。
- 先導株への投資は極めてリスクが高い。上昇しているときは素晴らしいが、下落局面では悲惨な結果になることがある。損失を最小限に抑えるための手仕舞いの計画を立てておくこと。
- マーケットの調整局面で新しい主導銘柄を探すのが良い。
- 市場全体が10%下落するときには、優良な成長株の下落率は15〜tilde25%になる。
- 市場の下落が最終局面を迎えた後に、最初に新高値を回復した銘柄が正真正銘の先導株。
- 市場全体が下落から回復してきた時の最初の3〜tilde4週間の間に最も良い先導株が抜け出してくる。
- 下落中の株を買うのは危険な習慣なのでやめるべき。
- 停滞株に投資するのは安値に見えても利益は生み出さない。
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