【米国株】2023-09-04週の振り返りと今週の戦略（監視銘柄）

先週の米国相場は長期金利と原油が上昇し、エネルギー以外の銘柄の多くは株価が下落しました。8月末から始まりかけていた株価の上昇には一旦ストップがかかっている状態です。ただ、相場全体が下落している中で力強い動きを見せている銘柄も数多く残っている状態です。

This week.9/13 CPI, ,9/14 PPIとインフレに関する経済指標の発表があります。これらの発表の後に金利と株価指数がどのように反応するのかを確認していきたいと思います。

Now, let's review last week's market by checking the chart.

Table of Contents

Last Week in Review
Strategy of the Week

Last Week in Review

Market environment

投資家心理は強気派が33.1%から42.2%に大幅に増加し、弱気派を上回ってきました。株価指数は下落しつつも投資家心理は改善しています。

US Treasury bond10The yield on the one-year+2.08%上昇し、上昇トレンドを継続しています。今週のCPIの発表後にどちらの方向に進むのかをしっかり確認していきたいと思います。

VIXschool (e.g. of ikebana)+5.73%の上昇でした。週の前半に大きく上昇しましたが、後半に下落して上ヒゲを付けています。

NASDAQ Analysis

This is a monthly chart of the NASDAQ.8月に続き9月も下落で始まっています。

週足チャートです。先週は-1.19%の下落でした。金曜日にやや上昇して小さい下ヒゲをつけています。上昇トレンドは維持しています。

Of the stocks on the NASDAQ50日移動平均線を超えている銘柄の割合は大きく下落して、2週間前の水準に戻っています。

NASDAQ high–安値銘柄数は9月に入ってから大きく下落し、マイナス圏に戻っています。

Dow Analysis

This is a monthly chart of the Dow.9月は-0.50%と小幅な下落でスタートしています。

週足チャートです。先週は-0.69%の下落です。一旦、上昇トレンドラインまで下落しましたが、そこで反発して下ヒゲを付けています。

Of the Dow's stocks.50日移動平均線を超えている銘柄の割合はナスダックと同様に下落していますが、下げ幅は小さくなっています。まだ、MACDは上昇トレンドを示しています。

Analysis of the S&P 500

月足チャートです。他の指数と同様に9月は下落でスタートしています。

週足チャートです。先週は-1.17%の下落でした。上昇トレンドは維持しています。

S&P 500Of the issues of the50日移動平均線を超えている銘柄の割合は、前週の上昇から一転して下落しています。まだ、MACDは上昇トレンドを示しています。

Russell 2000 Analysis

月足チャートです。9月は-2.54%の下落でスタートしています。株価指数の中では最も弱い動きです。

週足チャートです。先週は-3.50%の下落で前週の上昇を取り消すような動きとなっています。上昇トレンドのラインを割り込む可能性が高くなってきました。

(Russell) snowplow2000Of the issues of the50日移動平均線を超えている銘柄の割合は、直近の安値を切り下げて、下落トレンドを継続しています。

Commodity Futures Analysis

Crude oil is+1.40%上昇し、上昇トレンドを継続しています。

Natural gas is-5.79%の下落でした。緩やかな上昇トレンドは維持しています。

Gold.-1.24%の大きな下落で前週の上昇分を相殺しています。

Copper is a-3.52%の下落で前週の安値を割り込んでいます。2023年初から始まった下落トレンドを継続しています。

小麦は+0.04%の上昇で横ばいの動きとなっています。

Sector Analysis

先週はエネルギーだけが力強く上昇し、それ以外のセクターはすべて下落しました。特に下げ幅が大きいのは、工業、素材It is.

業種別のパフォーマンスを確認すると、石油関連、石炭、コンピューターハードウェアが強く、医薬品小売、銀、デパートが弱いIt is.

Trend of Individual Issues

先週大きく上昇したのは、ソフトウェア（ORCL, ,FTNT), semiconductors (INTC, ,GFS）、製薬・バイオ（LLY, ,NVO）、旅行サービス（ABNB）、資産管理（BX）、石油ガス（XOM, ,EQNR, ,PSX, ,MPC, ,VLO）でした。

下落が特に大きいのは、家電（AAPL), semiconductors (NVDA, ,AVGO, ,QCOM）、検査機器（TMO, ,DHR）、航空・防衛（BA, ,LMT(The following is a brief description of the project).

Strategy of the Week

8月の最終週に相場全体が上昇し始める動きが始まりましたが、9月に入って少し流れが変わり、金利上昇、原油上昇、エネルギー以外の株の多くは下落に転じています。今週は9/13にCPI, ,9/14にPPIが発表されますので、それらの発表後に金利と株価がどのように反応するかで今後の方針を決めたいと思います。CPI発表後にさらに下落が進む場合はポジションを減らして様子見モードに戻りたいと思います。

ただ、個別銘柄の動きを見ていると上昇トレンドを維持して下落することなく踏みとどまっている銘柄がそれなりにあること、また投資家心理が強気に偏り始める動きが出ていることから、長期金利の上昇が止まれば力強く上昇する銘柄も出てくる可能性も残っていると思います。

ということで、今週は以下の戦略で臨みたいと思います。