Last week, the U.S. market wasFOMC, ,GAFAM決算、雇用統計と立て続けのイベントが終わり、株式相場は全体としては上昇、金利が上昇を開始、コモディティ価格は下落して一週間を終えています。
GAFAMなどの大型株は決算の内容から成長の鈍化が明らかとなり株価が伸び悩んでいる一方で、好決算を発表した中小型株に力強く上昇している銘柄が見られます。
2023年初から始まった今回の上昇が弱気相場の中の短期的な上昇で終わるのか、このまま弱気相場を終えて上昇を続けていくのか、今後の数週間の相場の動きに注目したいと思います。
This week.2/10にミシガン期待インフレ率の発表があります。インフレが落ち着きつつあるのかどうかを見る一つの指標になりますので発表後の相場の反応を確認していきます。
Now, let's review last week's market by checking the chart.
Last Week in Review
相場環境分析
NASDAQ high–安値銘柄数は先週もプラス圏を維持しており、買い手が強い状況が続いています。
VIXschool (e.g. of ikebana)-0.97%下落しました。2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)12月から始まった下落トレンドを維持しています。
US Treasury bond10年物利回りは+0.60%の上昇で大きな下ヒゲをつけて終了しています。先週の上昇の勢いを維持したまま今週も上昇していく可能性が高そうです。
ナスダックは+3.31%と大幅な上昇となりました。比較的長めの上ヒゲをつけて終えています。短期的には一旦調整に入る可能性に注意した方が良さそうです。
S&P 500school (e.g. of ikebana)+1.60%上昇し、11月の高値を超えてきました。年初から始まった短期の上昇トレンドのチャネルの範囲内で推移しています。
ダウは-0.21%と小幅な下落となりました。2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)10月頃の上昇時の勢いはなく、年初から横ばいを続けています。
(Russell) snowplow2000school (e.g. of ikebana)+3.92%と力強く上昇しました。株価指数の中で最も力強い動きとなっています。目先のターゲットは2022年8月の高値の2035です。この水準を力強く超えていけるかを確認したいと思います。
原油価格は-7.8%と大幅な下落となりました。2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)12月から始まった緩やかな上昇トレンドのチャネルを割り込んでいます。
Natural gas is-15.41%と強い下落が続いています。まだ反転の兆しは見られません。まずは$2をターゲットに下落が進みそうです。
金価格は-2.74%fallen2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)10月から始まった上昇トレンドのチャネルを割り込みました。2022年の金価格と米国債の金利の動きを比較すると、金利が上がると金価格が下がる傾向が見られます。先週末から金利が上昇し始めていますので、金価格は目先は下落していく可能性に注意したいと思います。
銅価格は-3.93%の大きな下落となりました。2022counter for years (following a number in the hito-futa-mi counting system)10月から始まった上昇トレンドのチャネルの範囲内で推移しています。
小麦価格は+0.90%と小幅な上昇で終えています。年初から横ばいが続いていますが、小さなダブルボトムのパターンを形成しつつあるように見えます。
Sector Analysis
セクター別のパフォーマンスを確認すると、通信サービス、情報技術が力強く上昇しています。原油、天然ガスの価格下落にともなってエネルギーセクターが大幅に下落しています。
業種別に見てみると、自動車・トラックディーラー、デパート、娯楽車、産業流通、トラック、電子機器流通が強い動きとなっています。石油ガス、金、銀のパフォーマンスが悪くなっています。
Trend of Individual Issues
時価総額の大きな銘柄では、META, ,AMD, ,AAPL, ,TSLA, ,AMDが大幅な上昇となっています。
石油ガス(CVX, ,COP , ,OXY , ,EOG , ,MPC , ,VLO , ,SLB)、産業向け金属(RIO, ,VALE), gold (NEM, ,GOLD)、重機(CAT)、バイオ(VRTX, ,MRNA)、ネット小売(BABA, ,PDD, ,JD)が下落しています。
先週は週間で10%以上の上昇が見られた銘柄は、195件と先週の166件から増加しました。地方銀行(FCF), software (AI, ,DT、COIN、BAND)、バイオテクノロジー(TGTX、ETNB、FGEN)、医療機器(ALGN)が出来高の急増を伴って力強い動きとなっています。
Strategy of the Week
今の相場環境を少し長い時間軸で見ると、年初から200日移動平均線を超えているS&P 500の銘柄の割合は大きく改善し、弱気相場が終わろうとしているように見えます。ただし、まだインフレが簡単には終わらない可能性も残っており、経済指標の発表や企業の決算の内容によって株価が大きく下落することも想定して準備しておく必要はある状況と思います。
短期的には、50日移動平均線を超えているS&P 500とナスダックの銘柄の割合が上昇から下落に転じようとしていますので、目先は一旦下落する可能性が高くなってきています。ナスダックに関しては、買われ過ぎの水準まで上昇している状態ですので一旦調整入りするものと思います。
この短期的な下落が上昇トレンド中の調整レベルで終わるのか、大きな下落となって長期的な下落トレンドに戻るのか、小さめのポジションを維持したまま今後の数週間の監視銘柄の動きをしっかり確認していきたいと思います。
S&P 500の50日移動平均線を超えている銘柄の割合(S5FI)
ナスダックの50日移動平均線を超えている銘柄の割合(NCFI)
上記を踏まえて、現状の相場環境であれば好決算の銘柄については中期的に上昇を続ける可能性が高いと想定し、今週以降の数週間の戦略は以下のように考えています。
-
トレードの対象は直近の決算でポジティブなサプライズが大きく(EPSもしくはガイダンスのサプライズが+10%以上)、出来高の増加を伴って力強く上昇した銘柄を監視。
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急上昇後の短期的な下落から反転してきたら1回目のエントリーをして様子見。
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反転時の安値を割り込んだら損切りして撤退。
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下落前の高値をブレイクアウトしてきたら次の押し目で買い増し。
エントリーポイントは以下のようなイメージです。
保有・監視銘柄
保有銘柄はTITN、AEHR、ELFIt is.
現在の監視銘柄は以下の通りです。
保有・監視銘柄のチャートはこちら。
決算発表
今週の決算で注目しているのはON, ,RMBS, ,TKR , ,ENPH , ,DIS, ,ACLS, ,PI, ,PERIIt is.
2/6
- ON
- RMBS
- TKR
- TFII
- KMT
- FN
- NBIX
- L
- IDXX
- SPG
- POWI
- ZI
2/7
- ENPH
- VRTX
- CMG
- ARMK
- ARCC
- INCY
- MODN
- ATEN
2/8
- DIS
- ACLS
- PI
- PERI
- WFRD
- AZEK
- FOX
- CVS
- CDW
- UBER
- MPWR
- CDAY
- RE
- MGM
- REXR
- FROG
- PFGC
- FLNC
- RE
2/9
- TEX
- CCJ
- PEP
- KIM
- PM
- ARES
- PYPL
- DXCM
- NET
- DOCS
- LYFT
- BTU
- PTEN
- BE
- CC
2/10
- MGA
- SLVM