【米国株】2023-01-16週の振り返りと今週の戦略（保有・監視銘柄）

先週の米国相場は、1/18に発表された小売売上、生産者物価指数が予想を下回ったことで金利低下、株安となりましたが、週後半には持ち直して一週間を終えています。

株価指数の中ではダウが弱く、ナスダックが強い動きとなっており、ナスダックが上昇を牽引しています。先週は特にGOOG、NVDA、TSLAなどの大型ハイテク銘柄が力強く上昇しました。

また、先週は原油価格が下落トレンドをブレイクして反転を始めたことから、エネルギー株にも上昇を始めたものが見られます。

This week.1/24にMSFT, ,JNJ, , 1/25にTSLA、ASML、BAと大型株の決算発表が続き、1/27にはFRBがインフレの指標として重視するPCE（個人消費支出）が発表されます。

それでは、チャートを見ながら先週の相場を振り返っていきましょう。

Table of Contents

Last Week in Review
Strategy of the Week

Last Week in Review

Market environment

NASDAQ high–安値銘柄数はプラス圏で終えています。買われる銘柄が優勢な状況が続いています。

VIXschool (e.g. of ikebana)+8.29%上昇しました。先週は大きな十字線になっていてまだ方向性は定まっていません。

US Treasury bond10The yield on the one-year-0.66%下落しました。下ヒゲをつけてダブルボトムのパターンを形成しかけています。今週は短期的に上昇する可能性がありそうです。

ナスダックは+0.72%の上昇で終えています。下落トレンドの抵抗線の付近を推移しています。今週、抵抗線より上の価格を維持して終えられるかを確認していきたいと思います。

S&P 500school (e.g. of ikebana)-0.72%下落しました。下ヒゲをつけて終えており週明けも上昇の勢いが続く可能性がありそうです。先週は、下落トレンドの抵抗線に到達したところで売られて下落していますので、抵抗線付近の動きを注意して見ていきたいと思います。

ダウは-2.75%の下落です。2022Year.8Month,11月と今回の3回に渡り34500付近に到達したところで下落しています。ダウはこの水準を上抜けられるかが重要なポイントになりそうです。

(Russell) snowplow2000school (e.g. of ikebana)-1.01%の下落で終えています。ラッセルは1900の水準を超えられるかどうかがポイントになります。

原油価格は+2.08%の上昇となりました。下落トレンドをブレイクしており上昇の可能性が高くなってきました。82の水準を超えていければ、当面は上昇が続きそうです。

天然ガスは大きく下落し-7.17%で終えています。下落の勢いが強い状況が継続しています。まだ反転の兆しは見られません。

金価格は+0.34%の小幅な値動きとなりました。下ヒゲをつけて力強い上昇トレンドを維持しています。

銅価格は+0.84%上昇しました。上昇の勢いはやや弱まりつつあるように見えます。

小麦価格は-0.30%の下落で横ばいの動きとなっています。2週間連続で十字線となっており、まだ方向性は定まっていません。

Sector Analysis

セクターのパフォーマンスを確認すると、先週は通信サービスが力強く上昇しています。情報技術、エネルギーも小幅に上昇しています。公益事業、産業、ディフェンシブが弱い動きとなっています。

業種別では、石炭、インターネットコンテンツ、ホテル、石油ガス精製is strong、紙製品、ソーラー、防衛が大きく下落しています。

Trend of Individual Issues

GOOG, ,TSLA, ,NVDA, ,MSなどの大型株が力強く上昇しています。COIN, ,SHOP, ,NOW, ,ZS等の中小型のソフトウェアにも上昇している銘柄が多く見られます。

パフォーマンスが悪かったのは、産業機器（HON, ,MMM, ,EMR）、防衛（RTX, ,NOC, ,gross domestic product）、重機（DE), public utilities (SO, ,ES, ,EBR）、ソーラー（ENPH, ,FSLR, ,SEDG）で、セクター全体で下落しています。

先週は週間で10%以上の上昇が見られた銘柄は67件となり、先週の348件から大幅に減少しました。電子部品（HOLO, ,NEON）、バイオテクノロジー（THRX, ,JANX, ,PHVS, ,RVNC), software (NATI, ,AFRM, ,COIN）が力強く上昇しています。

Strategy of the Week

S&P 500の50日移動平均線を超えている銘柄の割合の推移を確認すると、週中に一旦大きく下落したものの持ち直して終えており、短期的な上昇が継続する可能性が高い状況に変化はありません。

今週は大型銘柄の決算発表に対する相場の反応に注意しながら、先週同じ戦略を継続していきます。

決算発表でポジティブなサプライズがあり、新高値を更新して上昇する銘柄に集中的に資金を投入してスイング。
まだ弱気相場が終了したわけではないので、10%〜tilde20%で早めの利益確定を繰り返していく。
50日移動平均線を超えている銘柄の割合が増えて、買われ過ぎの水準（35from (e.g. time, place, numerical quantity)40）に到達したら一旦ポジションを縮小して様子見。