【米国株】2022-12-5週の振り返りと今週の戦略（保有・監視銘柄）

先週の米国相場は、10月中旬から始まった短期的な株式相場の上昇トレンドが終わり、下落を開始した一週間になりました。

VIXand7週間ぶりに上昇に転じており、株式指数は軒並み下落しています。また、原油価格は週間で10%超の下落となり、エネルギーセクターの銘柄は全体的に大きく下落しました。一方で、製薬、産業向け金属、中国・英国銘柄の一部は大きく下落することなく持ち堪えています。

今週は、12/13に11monthCPI発表、12/14にFOMCパウエル議長会見と重要なイベントが続きます。各々の発表後の市場の反応をしっかり確認していきたいと思います。

11月のインフレ率は先月の7.7%from (e.g. time, place, numerical quantity)7.3%に下落する予想、コアインフレ率は先月の6.3%from (e.g. time, place, numerical quantity)6.1%に下落することが予想されています。ガソリン価格が1年前の水準まで下落し、商品価格のインフレは収まりつつありますので、エネルギーと食品を除くコアインフレの数字が予想通りに下がってきているかに注目したいと思います。

Now, let's review last week's market by checking the chart.

Table of Contents

Last Week in Review
Strategy of the Week

Last Week in Review

market environment

NASDAQ high–安値銘柄数は-46まで下がり、マイナス圏に戻りました。定常的にプラス圏にとどまるような買い手が優勢となる相場環境はまだ先のようです。

VIXschool (e.g. of ikebana)+19.66%と大きく反発し、7週間続いた下落トレンドが終了しています。この時点からは上方向に推移する可能性が高そうです。今週のCPI, ,FOMC会見の後にどのように反応するかを見ていきたいと思います。

US Treasury bond10年利回りは+2.75%と6月の高値まで下落したところで反発してきました。10月から始まった短期の下落トレンドが一旦終わり、短期的には反転して上昇する可能性が高い動きとなっています。

ナスダックは-3.36%の下落となりました。3週間前から11500〜tilde12000の範囲で横ばいとなっており、まだ短期の下落トレンドが始まったわけではなく、まだ方向性が定まっていないように見えますが、今週のインフレ率、FOMC会見でポジティブなサプライズがなければ、他の指数と同様に下目線で推移する可能性が高いです。

S&P 500school (e.g. of ikebana)-3.15%の下落で短期の上昇トレンドのサポートラインを割り込みました。今週もこのまま下落して短期的な下落トレンド入りが確定するのかを確認していきたいと思います。

ダウは-2.54%の下落となり、10月から開始した短期の上昇トレンドのサポートラインを明確に割り込んできました。短期的に買われ過ぎの水準まで上昇していましたので、今後の数週間は一旦は下目線で調整が進む可能性が高いそうです。

原油価格は-10.98%と大幅な下落となり、2022年初の水準まで下がっています。大きな流れとしては6月に付けた高値から下落トレンドとなっており、世界的に景気が好転するニュースが出てくるまでの間は60の水準を目処に下落していく可能性が高そうです。

天然ガス価格は週前半に大幅に下落した後に上昇に転じて最終的に-0.57%で終えています。今週は先週後半の流れから短期的には上目線で推移しそうです。

金価格は+0.06%と小幅な値動きとなりました。11月から開始した短期的な上昇トレンドを維持しています。今週以降に8月の高値の1820の水準を超えて上昇していけるかに注目したいと思います。2022年後半の金価格は10年金利と逆の動き方をしていますので、金利の動向と合わせて見ていく必要がありそうです。

銅価格は+0.73%と小幅な値動きとなりました。7月以降に安値を切り上げながら上昇してきており、今週以降は11月に付けた高値の3955を超えてさらに上昇していけるかに注目したいと思います。

小麦価格は-3.52%の下落となり10月から開始した下落トレンドを継続しており、2022年初の価格を割り込んでいます。

Sector Analysis

先週はすべてのセクターが下落し、特にエネルギーと通信サービスの下落が大きいです。比較的下落の幅が小さいのは公益とヘルスケアです。

業種別では紙製品, ,産業向け金属is risingした以外は軒並み下落しています。特に下落が大きいのは石油ガス採掘・装置サービス、アルミ、石炭、ウラン、デパートIt is.

過去1ヶ月間のパフォーマンスが良い業種は、産業向け金属、靴・アクセサリー、不動産、半導体装置、半導体、アパレル製造・小売、リゾート・カジノIt is.

Trend of Individual Issues

時価総額の大きな銘柄では、GOOGL, ,AMZN, ,TSLA, ,XOM, ,CVX, ,BAC, ,WFCの下落が目立っています。

上昇している銘柄を見ると、中国銘柄（BIDU, ,PDD, ,YY, ,MOMO）、英国銘柄（FERG, ,HLN, ,PUK, ,ROIV）が強いです。また、MDB, ,IOT, ,GTLB, ,HCP, ,DOCUソフトウェア銘柄の一部にも強い動きが見られます。その他には、製薬（NVO, ,AZN, ,SNY, ,GSK, ,PFE）、産業向けその他金属（RIO, ,BHP, ,VALE）も底堅く推移しています。

先週は週間で10%以上の上昇が見られた銘柄は、22件となり先週の171件から大幅に減少しています。バイオテクノロジー（RXDX, ,KTRA, ,ACLX, ,AVTE, ,REPL）に強い動きの銘柄が多く見られます。好決算を発表したソフトウェア（MDB, ,GTLB, ,DOMO）も大きく上昇しています。