先週の振り返りと2022-02-21週の戦略

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Last Week in Review
Strategy of the Week

Last Week in Review

Last week.ウクライナ情勢の悪化に伴い株式相場のセンチメントが悪化し、週間で見ると指数は軒並みマイナスで終了しました。

先週はウクライナ情勢と決算発表を監視しながら、良いチャートパターンからブレイクアウトする銘柄で短期のスイングトレードをしています。今週はうまく行ったものが半分、期待通りに動かずに損切りしたものが半分でした。キャッシュ比率は引き続き50%を維持しています。

トレード結果

成功トレード

ボラティリティ収束パターン（一旦の調整から値幅と出来高が小さくなる動き）の後に出来高の増加を伴って上昇したところで購入し、好決算の発表の後に売却しました。

ロシア軍の偽撤退の報道で下落して反発したところでエントリーし、金価格の上昇が一旦止まったところで売却しました。

失敗トレード

REGN

良い結果の決算発表の後のブレイクアウトで上がるかと思いましたが、予想が外れて20日移動平均線を割り込んだところで損切りしました。

ロシア軍が引き上げてウクライナ情勢が収束しそうな報道が出たところで飛び乗りましたが、軍隊は撤退せず下落して損切りしました。報道に踊らされてしまった失敗例です。

こちらも同様の失敗例です。

現在の保有銘柄

BKR　
MOS　
NUE　
ABBV　
NMRK　新規エントリー

DLTR　新規エントリー

NTR　新規エントリー

Market environment

相場全体として指数は下落し、VIXも一旦は下方向に推移しかけましたが、安値を切り上げてVIXは再度上昇トレンドに戻っています。

大きなセクターで見ると先週はディフェンシブと素材のみがプラスで、マイナスのセクターが目立ちます。先週は特にエネルギーのパフォーマンスが悪かったです。月間で見ると相変わらずエネルギーのみが圧倒的に強いです。ディフェンシブ、素材、金融のパフォーマンスが伸びてきました。

先週の時点の月間パフォーマンスは以下です。ディフェンシブ、金融、素材が明らかに良くなっているのが分かります。まだマイナス圏にありますが、変化率が大きいのは、一般消費財（Comsumer Cyclical）、情報技術（Technology）です。それぞれ、-9.97→-3.17, ,-8.95→-4.15まで持ち直しています。

細かいセクターで見ると、金、アルミ、REITホテル、空港サービス、鉄道、海運、旅行サービス、石炭が良いです。各セクター内の主な銘柄は以下です。

金　GOLD NEM
アルミ　AA CENX
REITホテル　HST RHP
空港サービス　AER PAC
鉄道　UNP CSX
海運　SBLK DAC MATX ZIM
旅行サービス　EXPE BKNG
石炭　AMR BTU
自動車パーツ　APTV LEA

個別銘柄を見てみると、指数が軒並み下落している割に上昇している銘柄が結構あるなという印象です。ディフェンシブ、旅行サービス、鉄道、金、通信機器あたりに良いパフォーマンスのものがあります。半導体では時価総額が小さい銘柄が強いです。金融の中では保険が堅調です。鉄道、空港サービスあたりは完全に盲点でした。このセクターの銘柄をもう少し研究してみたいと思います。

ETFを1ヶ月で見てみると、石油、金、コモディティ、ブラジルが良いパフォーマンスでした。インバースではSQQQ, ,VXX、長期金利と連動するTBTが良かったです。2022Year.1from month to month2月の難しい相場でも上昇するものをしっかり捉えられれば十分に良いパフォーマンスを残せていたことが分かります。ただ、簡単そうに見えてこれが難しいのですよね。