【米国株】2022-04-11週の振り返りと次週の戦略

先週の振り返り
2022-04-18週の戦略
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先週の振り返り

相場環境

米国債の金利が短期から長期共にそろって急激に上昇しました。長期のレジスタンスラインに達しており、先週よりも上げ幅は小さくなっていますので、一旦天井を付けて下げていくか、金利の動向に注目していきたいと思います。

NASDAQ100、S&P500、DOW30の指数はすべて下落しました。特にハイテク株の下落が大きくNASDAQ100は週間で-3%の下落となりました。

VIXは安値を切り上げて上昇トレンドとなっています。引き続き注意が必要な動きとなっています。

セクター分析

エネルギー、素材、ディフェンシブ銘柄が上昇し、ハイテク、通信サービスが大きく下げています。

業種別では、石炭、石油、銀、貴金属、鉄、農業素材のコモディティ銘柄以外に、ホテル、航空等の旅行サービス銘柄やアパレル、高級品等の小売業の一部が上昇に転じています。

下落が大きい業種はソーラー、半導体、ソフトウェア、通信機器、eコマース等のハイテク関連です。

ETF分析

先週のETFは、セクターの動向と同じく、エネルギー（XLE USO OIH）、金属素材（XME GDX SLV ）、その他素材（DBC DBA）が上昇しています。それ以外には小売業（XRT）、金利に連動するTBTが上昇しています。

過去1ヶ月および3ヶ月で見るとエネルギー（XLE USO OIH）、金属（XME GDX）、公共（XLU）が強いという傾向が続いています。

個別銘柄分析

ハイテク銘柄ではMSFT、GOOG、FB、NVDA、TSLA、BABAの下落が目立っています。一部の小型のソフトウェア銘柄の中では上昇しているものもあり、CWRD、S、TENB、PANW等のサイバーセキュリティ銘柄が健闘しています。

上昇している銘柄は通信（T TEF）、重機（DE CAT）、ホテル（MAR HLT H）、アパレル（ROST BURL ONON）、農産物（BG ADM TSN AGRO）、航空（DAL UAL AAL LUV）、鉄鋼（NUE STLD RS）、農業素材（NTR MOS IPI）、金（NEM SSRM）、石油・ガス、石炭（EQT AR SLB HAL BTU AMR ARCH CEIX）です。